十段戦 レポート

第38期十段戦 六S段戦・七段戦レポート

5月30日(日)、連盟本部道場にて第38期十段戦・六段戦S~七段戦が行われた。
それぞれ4半荘を戦い、上位2名が通過。これまでの戦い同様、長ければ1日8半荘の長丁場となる。
午前11時に六段戦Sが開始。

 

 

組み合わせは画像の通り。

 

 

2回戦が終わり、通過者は以下の通りとなった。

1卓=笠原、波奈
2卓=蒼山、谷
3卓=野村、内田(美)
4卓=安、真鍋
5卓=西島、斎藤(桂)
6卓=須浦、西岡
7卓=三浦(智)、浜上
8卓=鮎川、佐々木(亮)
9卓=森下、高宮
10卓=平野、高田

初段戦から勝ち進んでいたのは笠原、野村、藤居の3名。笠原は圧巻の4連勝で通過、野村も卓内トップで通過。藤居は1回戦に大きく沈んでしまい、劣勢を覆すことができずここで敗退となった。

 

 

(画像1枚目から笠原、野村、藤居)

 

 

午後4時半からは七段の選手が加わり、七段戦が開始。

 

 

組み合わせは画像の通り。

通過者は以下の通りとなった。

1卓=平野、波奈
2卓=森下、井出
3卓=内田(美)、老月
4卓=三浦、三田
5卓=須浦、近藤
6卓=森脇、ダンプ
7卓=浜上、山田
8卓=滝沢、明石
9卓=仲田、蒼山
10卓=笠原、猿川

最終戦に僅差の戦いが多く、ドラマが生まれた七段戦。
1卓オーラスは勝又がテンパイすれば波奈を上回り通過であったが、1シャンテンから進まず敗退。 
6卓は西島がオーラスにタンヤオのリーチ。ヤミテンツモの500・1,000では条件を満たせないためリーチの判断となったが、流局時リーチ棒の差でトータル3位に。
9卓オーラスは、仲田が高目一通の3メンチャンテンパイ。白鳥が高目の一万 で7,700に飛び込み、トータル3位に。(安目の四万七万 放銃なら通過)
惜敗率1位の西島がワイルドカードで八段戦進出となった。

また、初段からは唯一笠原が勝ち上がりとなった。

次回、八段戦の組み合わせは画像の通り。

 

 

6月12日に行われる八・九段戦の勝者が、6月18日(金)から順次放送のベスト16へ進出となる。当日は放送の予定はありませんが、公式ツイッターから順次結果を速報いたします。こちらも是非ご注目ください!

(文・浜野太陽)