第39期十段戦 九段戦レポート
2022年06月15日
第39期十段戦も後半戦。九段戦は6月11日(土)に開催された。
今期は九段戦の後に九段戦Sが組まれているため、全てが放送対局となるベスト16に進むにも
あと2つ関門が残され、決定戦に進むためには、ここからまだ4度勝ち上がる必要がある。
東京は梅雨の中休み。放送対局となった九段戦Selectを含み、3会場で12時に激闘の幕が開いた。
出場選手はご覧の通り。全12卓48人で争われた。
ワイルドカードはなく、ここからは卓内2位以内が必須となる。
また、九段戦は5回戦・時間無制限で行われた。
結果はご覧の通り(10卓はセレクトのため省略)。
1卓は大きく離された卓内4位だった原田が最後の親番で小四喜(16,000オール)をアガって猛追するも及ばず、川原・ダンプの勝ち上がり。
3卓は5半荘にもかかわらず対局時間3時間あまりという高速戦を森山・石川が制した。
また、石渡・和久津はオーラスで逆転に成功し、福島・魚谷・蓮沼は2ラススタートから巻き返して勝ち上がりを決めた。
一方、唯一初段戦から勝ち上がってきた神森はここで涙を飲んだ。
九段戦Sは翌6月12日(日)に開催され、勝者はベスト16に進む。
(文:梅中悠介)
カテゴリ:十段戦 レポート