第12期JPMLWRCリーグベスト16CD卓レポート
2023年01月20日
1月13日、第12期JPML WRCリーグベスト16の対局が放送された。
対局者は以下の通り。
◇C卓◇(配信卓)
魚谷侑未(現十段位シード)
井上絵美子
仲田浩二
石井良樹
◇D卓◇
渡辺英梧(予選1位通過)
奈良圭純
渡邉浩史郎
大和
★1回戦
仲田は実況者として夏目坂スタジオに来ることが多いものの、対局者として登場するのは初。
Twitterでは「選手のところに名前があるのですが、たぶん何かの間違いなので全力で実況してきます。」とコメントしていたが、対局が始まると絶好の出だし。
東1局に魚谷からリーチタンヤオピンフの3,900をアガると、東3局にもリーチピンフ一発イーペーコーの8,000!
1半荘目のトップを獲得。
対局メンバーの中では実績一番の魚谷であったが、1回戦では「これくらいは押したい」というような牌が捕まり、4回の放銃で4着スタートとなった。
仲田 +30.8P
石井 +9.1P
井上 ▲5.0P
魚谷 ▲34.9P
★2回戦
東1局、井上がドラ1のリーチをツモり2,000・4,000。続く東3局にもとドラのシャンポンリーチで5,200を魚谷から。
これでいよいよ苦しくなった魚谷であったが、オーラス親番で大復活。
ドラトイツリーチの7,700を石井からアガると、1本場では高目三色のリーチ。
仕掛けた仲田もツモれば逆転トップの跳満テンパイを入れるも、引き勝ったのは魚谷。
6,000オールで大きなトップを獲得。
魚谷 +40.1P
井上 +9.7P
仲田 ▲11.7P
石井 ▲38.1P
★3回戦
ここまで3着→4着と苦しい石井。しかし東2局、2巡目リーチを一発でツモると裏3の跳満!
トータルポイントは全員が僅差の争いに。
南3局、4着目の井上が2枚見えのカンで勝負のリーチ!全員が戦いづらい点数状況の中、魚谷は高目三色でテンパイすると追いかけリーチ。
魚谷がホウテイで8,000のアガリとなり、2連勝を決めることとなった。
魚谷 +25.2P
石井 +10.7P
仲田 ▲4.4P
井上 ▲31.5P
★4回戦
東1局、魚谷が・・とポンしてホンロートイトイのテンパイ。親の井上がドラ1のリーチをかけると、仲田が筋ので魚谷への放銃に。
既にリードしている魚谷としては決定打のアガリとなった。
仲田を追いかける井上・石井としてはチャンスが生まれるも、高打点がことごとく成就せず、仲田・魚谷が局を消化していく。
オーラスも石井が連荘を狙う中、仲田がタンヤオピンフのアガリで勝ち上がりを決めた。
4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。
C卓からは魚谷・仲田が、D卓からは奈良・渡辺が勝ち上がりを決めた。
次回、第12期JPML WRCリーグベスト8の放送は1月24日。
次回も是非お楽しみに!
(文・浜野太陽)
カテゴリ:JPML WRCリーグ レポート