第12期JPMLWRCリーグベスト8A卓レポート
2023年02月02日
石立・渡辺が決勝へ勝ち上がり!
1/24(火)、第12期JPML WRCリーグベスト8A卓が放送された。
対局者は石立岳大、佐々木寿人、魚谷侑未、渡辺英梧。
前回・前々回優勝の石立・渡辺、Mリーグでも活躍する佐々木・魚谷という注目の組み合わせとなった。
★1回戦
東2局、渡辺が積極的にリーチ。少し薄くなっていた待ちを一発でツモり、気負いを感じさせない満貫のアガリで好発進。
このアガリに触発されたかのように、東3局2本場では親の石立が単騎の七対子を即リーチすると一発ツモ!
Mリーガー2人が遅れを取る形となったが、東4局には渡辺の先制リーチに追いかけた魚谷が、リーチタンヤオピンフツモドラ裏の3,000・6,000。
このまま初戦のトップを奪った。
魚谷 +19.7P
渡辺 +7.6P
石立 ▲3.2P
佐々木 ▲24.1P
★2回戦
かわし手で局が進行する中、南1局に親の渡辺がリーチツモドラの2,000オールで抜け出していく。
南4局1本場では供託2本という重要な局面で親の魚谷がリーチピンフ裏の5,800。2着目へ浮上すると、2本場では3着目佐々木のリーチにオリを選択し、渡辺と共に連続での連対を決めた。
渡辺 +22.6P
魚谷 +9.3P
佐々木 ▲3.4P
石立 ▲29.5P
★3回戦
ここまで苦しんでいる石立。前回のWRCリーグでは副露を多用する打ち筋から「マシンガン副露」という通り名が付けられたが、東2局にはのポンテンを取らずの選択。これが功を奏し、メンゼンテンパイするとスルーしたを一発でツモっての2,000・4,000!
このアガリから風向きが変わった石立。南2局にダブルリーチピンフの1,300・2,600をツモり、南3局の親番では連続の4,000オールで一気にトータル2番手へ浮上。
さらには南4局、ドラ暗刻のツモり三暗刻をツモり4,000・8,000!
8万点の特大トップでトータルトップに躍り出た。
石立 +68.0P
渡辺 ▲7.1P
佐々木 ▲23.8P
魚谷 ▲37.1P
★4回戦
東4局、トップが欲しい魚谷がドラトイツのリーチで佐々木から8,000のアガリ。渡辺と僅差に迫るも、南3局では渡辺が勝負を決めに行った3メンチャンリーチ。
佐々木・魚谷が追いかけリーチをかけるも、ここは魚谷の放銃。
リーチ・ドラ裏の6,400で勝負が決まった。
渡辺 +25.3P
石立 +8.1P
佐々木 ▲7.7P
魚谷 ▲25.7P
4戦を終えてのトータルポイントは画像の通り。
以上の結果から、ベスト8A卓を勝ち上がったのは石立・渡辺という結果となった。
決勝の放送は2月10日(金)14時〜。是非お楽しみに!
(文・浜野太陽)
カテゴリ:JPML WRCリーグ レポート