第25期チャンピオンズリーグ トーナメントレポート
2014年02月11日
25期を数えたチャンピオンズリーグ。
日本プロ麻雀連盟員が参加でき、リーグの垣根を越えて半年に及ぶ予選を戦う。
その予選を勝ち上がった29名が、今回お伝えするトーナメントに進んだ。
今年からプロ連盟では専用のスタジオを設置し、多くの対局が生放送されるようになった。
その関係で公式戦の日程が大幅に変更となり、このタイトル戦も今期から日程変更となった。
前期までは、このトーナメント戦の翌日に決勝が組まれており、知力だけでなく体力も必要とする色が濃かった。
今期からは決勝が1週間後となり幾分余裕ができたとはいえ、このトーナメントを勝ち上がるには1日で半荘9回戦の長期戦を戦い抜かなければならない。
この激闘の様子をお伝えしていきます。
【ベスト28】
2014年2月2日。
まずは1位通過者を除く予選通過者28名によって半荘3回戦のトーナメント戦が行われる。
全7卓、上位2名、計14名が次のベスト16に進出できる。
定刻通り12:00スタート。
1卓:安達紘文 vs 石川正明 vs 岡田茂 vs 冨田久志
卓組の関係で、この1卓は予選最上位者である2位通過者(1位はベスト16にシード)とボーダー上の29位通過者が対戦する。
予選の上位者はこのトーナメントでも好成績の傾向が強いが、今回はどうか。
東1局は29位通過の冨田がドラ2枚を活かし5,200点をアガリ、そのままリードを広げていく。
オーラス、1,300オールをツモった1本場のトップ目の親、冨田の持ち点は43,800点。
この状態で予選2位通過でこの半荘3着目、持ち点34,300点の安達がダブルリーチ!
この緊迫した場面で冨田が以下の牌姿になる。
ツモ ドラ
この牌姿、ドラのでロンと言われた場合は少なくとも3着以下に落ちる局面。
ひと呼吸おいて冨田、打、。その後を引き入れリーチに打って出た。
結果は、安達の脇からの出アガリで決着を見たが、冨田のこの日にかける相当の覚悟が垣間見える一打だった。
冨田に限らず、この日は各所で選手の気迫のこもった闘牌をみることができた。
2回戦は、1回戦に全く牌に恵まれず1人沈みだった岡田が地力を見せ大きくプラス。
珍しいことに、オーラス2戦連続となるダブルリーチを石川が放ったが不発で岡田の1人浮き。
順位がひっくり返り、全員横一線で最終3回戦へ。
2回戦終了時
岡田+7.3P 安達+1.4P 冨田+0.2P 石川▲9.9P
最終戦、岡田と石川が華麗な手順で手を入れるも、あと一歩が届かない中、安達が親で連荘。
次いで冨田が滑り込み通過となった。
1位通過:安達紘文 2位通過:冨田久志
2卓:福光聖雄 vs 増田隆一 vs 山中翼 vs 西島一彦
1回戦、福光と増田が交互にアガリ続ける展開。
序盤で決着がついてばかりでは、西島も山中も防戦一方でラスを分け合う。
初戦で上位2名と下位2名の差が60P以上離れてこのままか?と見えた。
だが、2回戦東3局、親の増田が
ポン ポン
このチャンス手をずっとアガれず、逆に山中が満貫のツモアガリしたあたりから雲行きが変わる。
2回戦は山中がトップ。
2回戦終了時
福光+44.8P 増田+6.5P 山中▲12.8P 西島▲38.5P
最終戦オーラス
ラス親の山中が渾身の力で連荘し、とうとう増田を逆転。
しかし、その4本場、増田がアガれば再逆転勝ち上がりの待ちリーチを打つ。
ノーテンで終わっても山中は敗退。そのとき、絶体絶命の山中の手牌は愚形だらけのリャンシャンテン。
しかし、ここから粘りを見せ、チーをして手を進めた残り2巡。
ツモ チー
「がダメだという確信があった」とあとで振り返る通り、受け入れを狭くしてまでを止めて打。
最後のツモでを引き入れ、増田のアガリ牌を2牌食いとっての奇跡的なテンパイを果たした。
増田も更に食い下がったが、最後は福光のツモアガリで終了。
山中にとっては劇的な勝ち上がりとなった。
1位通過:福光聖雄 2位通過:山中翼
3卓:鮎川卓 vs 山口大和 vs 小松武蔵 vs 内山えみ
開始から、鮎川が効果的なヤミテンのロンアガリを内山から続けてとり、優位にゲームを進めていたが、後半戦から山口が突き抜け大きなトップ。
2回戦は転じて小松が親番で6本場まで大連荘。6万点超えのトップを獲得する。山口もプラスをキープ。
2回戦終了時
山口+33.8P 小松+32.2P 鮎川▲19.6P 内山▲46.4P
2者が突き抜けたので、最終戦はスムーズに終わるかと予想していたら、鮎川が見事な巻き返しを見せ、オーラスには勝ち上がり条件があるところまでに至る。
そのオーラスの親、内山が意地をみせ、6本場を積む間、めまぐるしく勝ち上がり条件が各者で変動する。
何度もそれに挑戦する鮎川、一度逆転条件を満たすリーチもかけたが、そこまで。
最後は小松がツモアガリでベスト28戦で一番時間がかかった勝負を終わらせた。
戦艦大和と武蔵を彷彿させる力強い勝ち上がり方だった。
1位通過:小松武蔵 2位通過:山口大和
4卓:桶本篤史 vs 松崎良文 vs 松岡昭彦 vs 三田晋也
格上の松崎が隙の無い軽快で危なげない麻雀でトップをとる。
2回戦は大接戦の中、オーラス桶本と三田の2軒リーチ。
これに松崎と松岡が丁寧に対応して松岡が逃げ切りトップ。
2回戦終了時
松崎+24.1P 松岡▲2.6P 桶本▲10.9P 三田▲12.6P
最終戦は、それまで逆風の中でも最小の失点で耐えていた三田が東場でブレイク。
そうなると、松崎がそつなく回す図式となりそのまま終了。
1位通過:松崎良文 2位通過:三田晋也
5卓:太田優介 vs 藤島健二郎 vs 久保公男 vs 相沢かおる
実績上位の藤島と相沢に、太田と久保がどう立ち向かうか。
1回戦から相沢が絶好調
ツモ
この6,000は6,100オールを軽々とツモり、圧倒的なパワーでアガリ続ける。
久保もメンゼン小三元をツモるなど対抗するが、何しろ相沢の出来が良すぎる。
多少の失点は倍にして取り返す勢いでそのままトップ。
2回戦は、1回戦相沢の勢いに逆らわずにまとめた藤島のターン。
今度は藤島が1人浮きのトップをとる。
2回戦終了時
相沢+34.0P 藤島+22.8P 久保▲28.1P 太田▲28.7P
こうなるともう、相沢と藤島の2人は波に乗ったままの感。
最終戦もプラスで押しきり圧倒する形で勝ち上がりを決めた。
1位通過:相沢かおる 2位通過:藤島健二郎
6卓:藤本哲也 vs 古橋崇志 vs 土井悟 vs 一井慎也
チャンピオンズリーグトーナメントの経験豊富なメンバーが揃った感。
一井が持ち味を出して着実に加点していく中、オーラス藤本が28,500点持ちの状態から2フーロして3万点に届かないが2着を確保。辛いせめぎ合いが続く。
2回戦も一井が一人旅をして大トップ。藤本は2戦連続となる沈みの2着となった。
2回戦終了時
一井+57.9P 藤本▲4.1P 古橋▲26.7P 土井▲27.1P
最終戦、一井は当確。
古橋のエンジンがやっとかかり、藤本をあと一歩のところまで追い詰めるが、最後に藤本が1,300点をアガリ逃げ切る。結果的にはオール2着で、1回戦2回戦と苦しいながらも2着を死守した分の勝ち上がりとなった。
1位通過:一井慎也 2位通過:藤本哲也
7卓:森岡貞臣 vs 小町拓也 vs 福島佑一 vs ケネス徳田
このトーナメントに初進出のメンバーが揃った。
今期から連盟入りしたケネス徳田、東3局、迷いのないリズムで即リーチ。
これに福島も追っかけリーチで対抗。
初出場の雰囲気に萎縮しない力の戦いが展開された。
この回は、ケネスが一発でツモアガリをして2,000・4,000。
ただ、この後、森岡が吹き上がる。すでに5万点持っている状態から、
ツモ
このアガリで6,000オール。
なぜかこの卓は、シャンポンでのテンパイやアガリが異常に多かった。
森岡は終わってみるとなんと8万点を超える特大トップ。
小町は厳しい箱下ラスからのスタートとなった。
2回戦、またもや優位に進める森岡。
しかし、ここで親の小町が値千金のホンイツトイトイを森岡から直取りしてトップをとり、望みをつなぐ。
2回戦終了時
森岡+57.3P ケネス▲3.3P 小町▲17.9P 福島▲36.1P
最終戦は森岡がまたもやアガリを重ね危なげなく77.7Pで断然の1位通過。
最後に追い上げた小町がケネスと競り合い、見事に勝ち上がりを決めた。
1位通過:森岡貞臣 2位通過:小町拓也
【ベスト16】
ベスト28を勝ち上がった14名に、ここから前期優勝者の藤原隆弘と予選1位の山田学武が加わる。
同じく3回戦の上位2名が勝ち上がるシステム。
休む暇もなく15:30スタート。
1卓:藤原隆弘 vs 一井慎也 vs 森岡貞臣 vs 冨田久志
ここからスタートの前チャンピオンの藤原。
すでに肩が温まっている相手にやりにくくないかと様子を見ると、すこぶるリラックスした様子。
開始から4局連続先行リーチを受けるも全く動ぜず静観。
それに対して冨田の調子が良さそうだ。
ドラを重ねてのリーチをアガったあとの東3局1本場東家。
終盤に差し掛かっていたが、上家が切った2枚目のを一瞥もせずにスルーしてを引きリーチ。
他に安全牌があるにもかかわらず、テンパイしていない一井からを出アガる。
是非はともかく、自分の型を打ち切っている充実を感じる。
南1局、親の藤原が超大物手を早々にテンパイ。
ポン
ツモれば12,000もある爆弾。
ところがこの後、森岡からリーチが入り、次巡、藤原がツモ切ったに対面の冨田からロンの声がかかる。
開かれた手はドラ暗刻の8,000点。
これを見たところ、藤原にとって厳しい戦いになるかな、と予想せざるを得なかった。
2回戦も藤原の劣勢は続く。
オーラスを迎え、1人沈みのラスの藤原。
しかし、ここで絵に描いたような手をつくりあげ1,300・2,600をツモってなんとわずかに1,100浮きの1人浮きトップ。マジックのようにひっくり返した。
厳しいのは親の冨田。親の払いの大きさの分だけ、微差で逆にトップからラスになってしまった。
この結果、ほとんど着順勝負の最終戦へ。
2回戦終了時
藤原+7.1P 冨田+5.7P 森岡+4.4P 一井▲17.2P
東3局、冨田がまたもやドラ3の満貫を藤原からアガる。
しかし、このまま行くかと思われた東4局、森岡が冨田から七対子で9,600は10,500。危険は感じ取っていただけに、本人の弁でもこれが後悔の一局となったようだ。
そのわずかな差を藤原が守り通して、状態が悪い中での貫録の勝ち上がりを決めた。
森岡は2連続の1位通過。冨田も一井も丁寧に最後まで戦ったが無念の敗退。
1位通過:森岡貞臣 2位通過:藤原隆弘
2卓:山田学武 vs 相沢かおる vs 小町拓也 vs 山中翼
ここから参戦の予選1位通過山田。
東2局、先行リーチに追いつき、リーチ。
すぐにツモって2,000・3,900と良いイメージをもって臨んでいることが窺える。
しかし、この半荘を制したのは小町。
東4局、メンホン七対子をツモった後、次局も先行リーチを交わして2,000は2,100オールと一気に突き抜けた。
2回戦は山中が力強いアガリを繰り返し東4局で4本場まで積み持ち点も6万点に。
なにしろこのメンバー、ツモアガリ限定なのか?と感じてしまうほど、「ツモ」の決着ばかり。
しかも高い手である。
山田と相沢も良いアガリをしているはずなのに、点棒がどんどん削られていくような状態。
特に相沢にしては、珍しく残り1回戦あるとはいえ、土俵際へと追いやられてしまった。
2回戦終了時
小町+25.1P 山中+14.2P 山田+7.0P 相沢▲46.3P
最終戦は、山中が抜け出し、小町がベスト28戦に引き続き、競り勝っての2位をもぎとる形となった。
1位通過:山中翼 2位通過:小町拓也
3卓:安達紘文 vs 松崎良文 vs 藤本哲也 vs 山口大和
大振りをせず、コンパクトにまとめるタイプのメンバーが揃った感。
アガリが早く、相手に決定打を許さずつばぜり合いが続く。
1回戦、2回戦ともに誰も1万点以上得点することができず、大接戦のまま最終戦へ突入。
2回戦終了時
藤本+12.5P 安達▲1.7P 山口▲5.3P 松崎▲5.5P
進行が早いため、他の卓と1回戦分の周回差をつけてはじまった最終戦。
安達のリズムが良い。毎巡ノータイムで小気味よく牌を切り飛ばしていく。
東1局1,300・2,600をツモり、続く東2局親で4,000オール。
続く1本場、安達に早々に高め三色同順のタンピンテンパイが入る。
このまま突っ走るかと見えたところ、松崎がトイツとシュンツ混合の難しい手をクイタンに仕上げて交わし、待ったをかける。
その後、さらに満貫をツモられ、藤本と山口は苦しいことに。
南1局、大きく沈んだ最後の親番の山口。
役無しのカン八で足止めの意味も含めたリーチ。
これを受けた暫定トップの安達。
少考して、リーチの親に決意の無筋の暗刻を切り飛ばし。
その後、を入れ追っかけリーチと場は沸騰しそうに。
しかし、顔を紅潮させながら力強くツモったのは山口。
これで息を吹き返し、その後も2,600オールをツモってトップを決めた。
その後も激戦だったが、松崎は緩急自在の押し引きで2着をキープ
見事な戦いぶりで最後まで粘り抜いたが安達と藤本はここで敗退。
1位通過:山口大和 2位通過:松崎良文
4卓:福光聖雄 vs 小松武蔵 vs 藤島健二郎 vs 三田晋也
1回戦、接戦のオーラス、2軒リーチがはいる局を制した福光がトップ。
2回戦
東2局 北家 藤島
ドラ
ここで、親の三田にテンパイ気配を察しており、危ないと感じていたが型を追って打。
これが5,800点の放銃となり、そこから三田が猛連荘で6万点超え。
福光を抜き、トータルトップにたつ。
2回戦終了時
三田+34.4P 福光+12.3P 小松▲22.6P 藤島▲24.1P
最終戦、非常に珍しい事件が。
この時点で4者の持ち点は親の福光から以下の通り。
福光▲0.5P 藤島+3.9P 三田▲13.8P 小松+10.4P
ここで小松が満貫をツモった場合、福光と小松が同ポイントで2位になるのだ。
念のため、通過条件を確認してスタート。
(連盟規定ではトップ数が多い>ラス数が少ない>最大トップポイントの順で決める)
ここで、小松が以下の手でテンパイ。
ドラが1枚あるので、リーチしてツモれば満貫になるのだが、その場合は上記の通り同点になり福光に及ばなくなってしまう。
リーチ棒が1本出るか、チャンタがつく引きを待っているという、なんとももどかしい状態になってしまった。
そんな中、南家の藤島がひっそりと逆転手をテンパイ。
アガれば文句なしの勝ち上がりの国士無双!
しかも、場況的にはいかにもありそうな待ち。
ドラマのような展開のなか結果は意外なことに。
中盤を過ぎて三田が切ったに親の福光が「ロン」。
三色のみの3,900点。
ただ、アガリ止めはないので親を続行することになる。
ノーテンで伏せれば終了で、アガっても小松の通過条件は変わらないため、非常に微妙な判断となったが、結果的には小松と藤島のアガリを的確に阻止したこととなり、そのまま福光と三田の勝ち上がりとなった。
1位通過:福光聖雄 2位通過:三田晋也
【ベスト8】
ここまでですでに6戦を消化し、疲労困憊のはずの各選手。
しかし、決勝に進むためには後1つ勝ち上がらないといけない。
18:40スタート
1卓:森岡貞臣 vs 山口大和 vs 小町拓也 vs 三田晋也
1回戦、東2局に3人同時七対子テンパイの流局があった直後の東3局。
小町が絞り出すような声でツモと牌をたぐり寄せる。
ツモ
大きなアガリとなる四暗刻で8,000・16,000。
しかしここで立派だったのは森岡。
役満親かぶりにも関わらず、落胆した様子は全く見せず、次の局で満貫をツモアガリ、一旦は浮くところまで点数を回復させた。
後で聞いてみると、「(役満が)1回戦でよかった。残り3人の中の1人になればいい」と考えたそうだ。
そうすると続く2回戦。
小町がこの日何度もアガった七対子を連発して局をすすめるが、森岡に風が吹きはじめ1人浮きのトップ。
なんと、総合で小町を逆転してしまう。
2回戦終了時
森岡+34.9P 小町+29.0P 三田▲12.3P 山口▲51.6P
最終の3回戦が始まったのは実に21:00。ラス親の三田が必死に食い下がり連荘。
さすがに皆の姿勢が崩れだしていたが、森岡だけは、疲労を顔に出しながらも最後までブレずに丁寧に打ち続け、最後にアガリきって念願の決勝行きを決めた。
この日のトーナメント全て1位通過は見事の一言。
1位通過:森岡貞臣 2位通過:小町拓也
2卓:山中翼 vs 福光聖雄 vs 藤原隆弘 vs 松崎良文
山中が東1局から大爆発。
6本場まで積み、4,000は4,600オールと7万点近く持ち点を増やし大きなアドバンテージを得る。
そうなるとあとの3人の我慢比べに。
2回戦、松崎が他家の先行リーチを受け、アガリ牌を使い切ってアガるというファインプレーを2回成功させ、トップをとる。
2回戦終了時
山中+33.0P 松崎+9.4P 福光▲12.6P 藤原▲29.8P
松崎の出来の良さが目立ち、有利かとみえた東4局、親の松崎のリーチに対して福光が力の入ったツモ。
ツモ
点数にすればわずかに700・1,300だが、福光も松崎も後で口を揃えて語ったように、これが大きなアガリとなり、福光がトップをとって、山中と共に勝ち上がりを決めた。
素晴らしい内容の松崎だったが、3戦とも絞りの厳しい藤原の下家だったのも不運だったかもしれない。
また、その藤原も最後は全く牌が寄ってこない感じだったが、随所に見せ場を作った。
1位通過:山中翼 2位通過:福光聖雄
これで翌週2月9日(日)に行われる決勝メンバーが揃った。
福光以外は初の決勝進出となりフレッシュな印象だ。
しかし、どの選手もキレのある自分の麻雀を持っておりチャンスは十分。
どのような決勝戦になるのか楽しみでならない注目の一戦と見る。
最後に決勝進出者のコメントで終わりにしたい。
森岡貞臣
「うれしいです!精一杯戦い抜きたい」
山中翼
「(同じ関西所属の)三好(直幸プロ)さんがやり残した優勝を果たしたい」
小町拓也
「初めての決勝なので見られて恥ずかしくない麻雀をしたい」
福光聖雄
「2年前の決勝で不甲斐ない内容だったので借りを返して今度こそ優勝したい」
カテゴリ:JPML WRCリーグ レポート