グランプリ レポート

第13期麻雀グランプリMAX一次予選B卓レポート

浜上・猿川がベテラン勢を抑え二次予選へ!

2月14日(火)、第13期麻雀グランプリMAX一次予選B卓が放送された。
対局者は藤崎智、藤原隆弘、猿川真寿、浜上文吾。

 

 

★1回戦

東2局、藤原が六索中と仕掛けて高目のドラをツモ!

 

 

中・トイトイ・ドラ3の 3,000・6,000。点棒をキープしたまま南場の親番を迎えると、またしても中をポンしてトイトイのテンパイ。浜上の三色リーチを受けながらも、さらにテンパイを入れた猿川から7,700をアガリ6万点付近へ。
1人浮き濃厚かと思われたが意地を見せたのは浜上。南3局1本場、仕掛けてのチンイツで原点付近まで回復すると…

 

 

オーラス親番で4本場まで粘り込み、4万点の大きな2着に滑り込んだ。

藤原 +25.5P
浜上 +13.1P
猿川 ▲17.3P
藤崎 ▲22.3P

 

★2回戦

東2局1本場、浜上がドラ暗刻のリーチ、親の猿川が仕掛けて役ホンイツ一通。高打点のめくり合いは浜上の2,000・4,000ツモで決着。

 

 

めくり負けた猿川であったが、東3局ではねじ込むような仕掛け。白一万ポン・六万チーでホンイツへ。周りがマンズと字牌を抑えて回る中、悠々と発を引き入れてンパイすると、1,300・2,600のツモアガリに。

 

 

オーラスも藤原の親リーチを七対子でかわし、浮きの確保に成功した。

浜上 +22.6P
猿川 +6.7P
藤崎 ▲8.8P
藤原 ▲20.5P

 

★3回戦

藤崎にしては珍しく、低打点でのカンチャンリーチが見られたのが3回戦。東4局、ドラ1のカン二筒リーチ。
南1局3本場、トップ目から七対子ドラドラの6,400をアガって抜け出すと、オーラスにはリーチのみのカン二万

 

 

ツモって1人浮きとなる大きなアガリで、一気に2番手へ抜け出すトップを獲得。

藤崎 +28.3P
猿川 ▲1.3P
浜上 ▲7.5P
藤原 ▲19.5P

 

★4回戦

東2局、藤崎が2連続の1,300オール。苦しい立ち上がりであった藤崎であったがトータルトップ目まで見えてくる位置に。

 

 

東3局1本場、親の浜上がタンヤオピンフ・高目イーペーコーを慎重にヤミテン。高目ツモで、トータルトップの位置を磐石にするようなアガリとなった。

 

 

この半荘はこのままのポジションで推移し、オーラスには藤崎がイーペーコードラドラの5,200を浜上から直撃。着順は変わらないものの、上位3者(浜上・藤崎・猿川)が非常に接戦となった。

猿川 +20.0P
藤崎 +15.6P
浜上 ▲11.1P
藤原 ▲24.5P

 

★5回戦

東1局1本場から決まり手が炸裂。
浜上がタンヤオピンフ三色確定の二筒五筒
猿川がタンヤオトイトイ三暗刻ドラ3(ツモり四暗刻)の五筒八索
ここはテンパイをとって五筒を切った藤崎に2人からロンの声。浜上の頭ハネとなった。
倍満が不発に終わった猿川であったが、藤崎の放銃によりかなり有利な立場へ。

 

 

想定外の出費に苦しい立場となってしまった藤崎。オーラスには誰からアガっても条件達成のピンフジュンチャン三色ドラ1のヤミテンを入れるも、猿川の仕掛けに浜上が放銃し終了。

浜上 +14.4P
猿川 +6.6P
藤原 ▲4.6P
藤崎 ▲16.4P

この結果から、一次予選B卓の通過は浜上・猿川となった。

 

 

グランプリMAXベスト16からは、龍龍公式ホームページから100万円山分けの順位予想キャンペーンへ参加が可能となっている。実際の対局開始までは応募可能なので、是非レポートや実際の放送をご覧の上、予想をお楽しみください。

(文・浜野太陽)