第13期麻雀グランプリMAX一次予選C卓レポート
2023年03月06日
【第13期麻雀グランプリMAX一次予選C卓 荒正義・和久津晶が勝ち上がり】
本日の対局者は
荒正義(九段)
伊藤優孝(九段)
吉野敦志(現鸞和)
和久津晶(ptランキング15位)
連盟公式ルールで半荘5回戦のトーナメントを行い、上位2名が二次予選進出となる。
【1回戦】
東3局。親番の伊藤がドラのペン待ちで先制リーチを打つが
ドラをツモったのはヤミテンの吉野。跳満のアガリで1回戦トップを取る。
【2回戦】
荒と伊藤がすでにテンパイを入れていたが、親番の和久津が追いついて高めのツモ。
東4局には伊藤もドラをツモって2,600オール。
伊藤は2着目となってオーラスを迎えた親番で先制リーチを打つが
吉野が1人浮きトップを決める満貫のツモアガリで2連勝。親被りの伊藤は3着となってしまった。
【3回戦】
親番の荒が8巡目に三色確定のカンでヤミテンで3,900オール。
リードを守り切った荒が、吉野とトップ3着で差を縮める。
【4回戦】
荒がホンイツの3メンチャン。和久津から7,700は8,000を直撃して2番手に浮上すると
南2局にはリーチツモドラ、2,000・3,900のアガリで一気にトータル首位に。
【最終 5回戦】
和久津は東4局にドラトイツの手牌で積極的にポンから仕掛ける。
しかしこの鳴きで親の吉野にカンが入ってテンパイ。役なしドラなしで一度はヤミテンとするも、次巡ツモ切りリーチ。この選択が吉野にとっては最悪となってしまい
和久津にドラので放銃。和久津にとっては最高の直撃となり、この瞬間トータル2番手に浮上する。
追う立場となった吉野はオーラス1人テンパイで連荘し、和久津まであと300点に迫っていた。
1本場は厳しい手牌だったが、最終手番で何とか形式テンパイを入れた。
一方、和久津はマンズで3フーロ。一時はチンイツテンパイを入れていたが、ドラのを掴まされてしまい、こちらも形式テンパイ。
勝負は次局に持ち越しかと思われたが
和久津がハイテイでドラをツモって決着。
1位の荒は二次予選E卓。
2位の和久津は二次予選A卓に進んだ。
(文・吾妻さおり)
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