プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第5節D卓レポート

古橋が大連荘で残留ボーダーへ!A2リーグ第5節D卓レポート

8月16日、A2リーグ第5節D卓が放送された。対局者は古橋崇志、井出康平、石渡正志、猿川真寿。

 

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★1回戦
古橋がメンタンピンツモの2,600オールで先制するも、東2局では猿川に絶好のテンパイ。

 

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ドラかイーペーコーかという手でリーチをかければ11,600が確定するが、自分から三筒六筒は4枚見えており、古橋はマンズのホンイツ模様。
ここはリーチをかけなかった場合のアガリ率の高さを重視し、古橋からヤミテンの5,800。
東3局2本場ではペン三筒待ちから一筒単騎への待ち変えが奏功し、井出から役ホンイツの5,200。

 

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このリードを生かした猿川が初戦トップ。

★2回戦

東4局、井出がドラを雀頭に振り替えてリーチツモピンフドラドラの2,000・4,000。

 

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古橋も南1局にチートイツドラドラをツモり、井出と共にリード。

 

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井出・古橋が700点差でオーラスを迎えるが、ここから古橋が大ブレイク。
まずは南4局3本場。発暗刻、ドラの“北”トイツの配牌を受け取ると、2度受けのソーズをさばいて5,800。

 

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4本場、猿川がドラ1のペン三万リーチ。井出も3メンチャンのリーチで追いかけますが、ここは仕掛けた古橋が2軒リーチを蹴るジュンチャン三色のアガリ。石渡は苦しい連続の放銃に。

 

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流局を挟んで6本場、ここも古橋がリーチピンフツモドラ1の2,600オールで6万点を超えていく。

 

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7本場、ドラ1のリーチを1巡でツモアガり2,000オール。

 

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8本場、三色確定のリーチをまたもや1巡でツモ。4,000オール!

 

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ようやく親番を流せたのは9本場。井出が役ホンイツのアガリで浮きに回る。古橋は理想的な大連荘となり、1半荘で+64.4Pのトップを獲得。

★3回戦

先ほどの大連荘が嘘のように、低打点の応酬で局が進行。
東2局、井出が仕掛けをケアしながらのヤミテンで700・1,300をアガるが、これがこの半荘の最高打点。

 

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この他2回のアガリを手にした井出がトップ。

★4回戦

古橋の大トップにより、初戦トップから当日マイナスまで後退してしまった猿川であったが、東1局にリーチをかけて高目のツモ。

 

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リーチツモ三色の2,000・4,000。
親番でも2,900、1,300オールで5万点近くまで得点を伸ばしていく。

一方、好調の古橋も東4局3本場、親番でダブ東トイツ、白暗刻の超好配牌!ダブ東を鳴くことができ、ホンイツもつけ1,2000のアガリに。

 

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さらに続く4本場、再び古橋がダブ東をポン。ダブ東発・チャンタで連続の親満テンパイとなるが、ここは仕掛けた井出がタンヤオ三色ドラ1の1,000・2,000。

 

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この半荘は猿川が逃げ切り、トップを獲得。

1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

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古橋が2回戦の大トップを活かし+60.6Pの一人勝ち。残留ボーダーラインまで復活することに成功した。
猿川は2回のトップも、2回戦の沈みが響いてマイナス。
3回戦トップを獲得した井出も小さなマイナスで抑えるが、
トップが無く2回の4着に沈んだ石渡が▲56,7Pのマイナス。一旦は残留ラインを気にする戦いになっていきそうだ。

次回A2リーグの放送は9/6(火)。対局者は和久津晶、高橋良介、山田浩之、柴田吉和。解説は井出康平が務めます。
次回も是非お楽しみに!本日の速報は以上です。

(担当:浜野太陽)