プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第6節D卓レポート

紺野が特大トップでトータルプラスへ!A2リーグ第6節D卓レポート

9月27日(火)、第39期鳳凰戦~A2リーグ第6節D卓が放送された。
対局者は紺野真太郎、内川幸太郎、ダンプ大橋、三浦智博。

 

 

 

現在昇級圏の内川と、それを追うダンプ・三浦。紺野もマイナスではあるがここ数節で大きく叩けば後半戦は上を狙える位置であり、一つの勝負節とも言える。

 

★1回戦

東1局、親のダンプが三色テンパイでカン六万待ちのドラ切りリーチ。
三浦はそれをポンして一索四索七索待ち。
いきなり火花が散るようなめくり合いとなるが、ここはカン六万の勝利。

 

 

 

ダンプが三浦から7,700のアガリとなった。
続く1本場では三浦がピンフドラ1、内川もメンホン七対子のテンパイをいれるが、ここも追いついたダンプが高目のツモ!

 

 

リーチツモ一通の3,900オール。
ダンプはここが伸ばしどころと見たか、東3局2本場にはタンヤオピンフ三色確定の手を先制リーチ!

 

 

跳満をツモりにいくが、ここは変化の多い手牌をヤミテンに構えていた内川がツモ切り追いかけリーチの選択。

 

 

結果は内川の1,300・2,600。
この半荘はオーラスに三浦がヤミテンの11,600をアガリトップを逆転。

 

 

ダンプとしては不完全燃焼な半荘となったか。

三浦  +17.1P
ダンプ +12.9P
紺野  ▲11.6P
内川  ▲18.4P

 

★2回戦

東3局、三浦がドラ暗刻から1枚切ってのリーチ。

 

 

東を重ねて高目三色のリーチをかけた内川とめくり合いとなり、結果は内川がハイテイで高目をツモり、2,000・4,000。

 

 

南3局では紺野が発を仕掛けてトイトイ三暗刻の4,000オール。

 

 

さらにオーラスでは三浦がリーチピンフドラドラの7,700。

 

 

1回戦に続いて高打点が飛び交い、ダンプの1人沈みという結果に。

内川  +14.4P
紺野  +8.4P
三浦  +2.4P
ダンプ ▲25.2P

 

★3回戦

東場でリーチツモタンヤオの2,000オールをツモったダンプが、南1局にダブ南ホンイツドラドラの3,000・6,000をアガり5万点超えに。

 

 

今度こそ気持ちよくトップを取れるかというダンプであったが…南4局1本場、親の紺野がペン三筒を仕掛けてチンイツのテンパイ。白バックの3,900をテンパイしていた内川であったが、ハイテイで二筒を掴み18,000の放銃に。

 

 

続く南4局2本場
親の紺野が5巡目にドラ単騎の七対子リーチ。終盤にツモアガリ、連続の跳満成就!

 

 

さらに3本場でも役役の3,900をアガリ、65,900のトップに。

紺野  +43.9P
ダンプ +28.2P
三浦  ▲29.3P
内川  ▲42.8P

 

★4回戦

ここまでの派手な展開からはうって変わり、最高打点3,900という、いわゆる小場の展開に。
東場は三浦の1,000オール、内川の1,000、紺野の1,300、紺野の300・500で終了。
南場もさばき手で局が進行。南4局では三浦が高目のツモで1人浮きとなるテンパイを入れるが、ダンプへリーチドラ1の3,900の放銃。

 

 

 

このアガリを決めたダンプがようやく本日初のトップを手にした。

ダンプ +12.8P
内川   +4.0P
紺野   +1.3P
三浦  ▲18.1P

1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

3回戦大きなトップを獲得した紺野が+42.0Pでトータルプラスへと浮上しました。

次回A2リーグの放送は10/4(火)。
対局者は和久津晶、白鳥翔、明石定家、三浦智博。
解説は一井慎也が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)