第39期 A2リーグ 第7節C卓レポート
2022年11月01日
10月18日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第7節C卓が放送された。対局者は瀬戸熊直樹、内川幸太郎、山田浩之、井出康平。
瀬戸熊・内川の上位争いに山田が食い込めるか、井出が残留に向けてプラスできるかが焦点。
★1回戦
ここまでプラスで終えた節が1節のみ、トータル最下位と苦しんでいる井出が好調な滑り出し。
まずは東2局1本場、ドラ対子の仕掛けでを加カン。盤石の3メンチャンは内川からの出アガリに。
南2局2本場では、親の山田が・とポンしてホンイツへ。仕掛けが目立つ中、井出は危険な牌を切ることなくピンフイーペーコードラドラ高目三色のヤミテン。ここでも内川からのアガリに。
井出 +21.0
山田 +11.5
瀬戸熊 ▲4.2
内川 ▲28.3
★2回戦
東2局、瀬戸熊が3副露の役役トイトイドラドラ、山田が役役ホンイツのピンズ仕掛け。終盤に危険なピンズを掴んだ瀬戸熊は、少考の末勝負。ハイテイでツモアガり3,000・6,000をもぎ取る。
さらに南2局には内川の親リーチを受けながらチートイツドラ単騎をツモり2,000・4,000。
ここでも好きにやらせてもらえない内川は連続の4着に沈む結果に。
瀬戸熊 +40.9
山田 +4.2
井出 ▲8.0
内川 ▲37.1
★3回戦
東4局1本場、親の井出がタンヤオのリーチ。ドラをポンした山田から3,900のアガリに。
南1局、親の内川が仕掛けてテンパイを入れるも、井出へホンイツ小三元の12,000。
またも親番が落ちて20,000点付近に沈んでしまった内川であったが、南2局1本場には瀬戸熊の親リーチに追いついてリーチドラドラの5,200。
オーラスにはトイトイの1,300・2,600で浮きの2着へ浮上。
4着の場合危うくトータルマイナス圏へ突入するところ、なんとか踏みとどまった。
井出 +39.0
内川 +8.7
山田 ▲18.1
瀬戸熊 ▲29.6
★4回戦
小さなアガリで局が進行する中、南3局に井出の大物手。をアンカンしてのカンのメンホンを山田からアガリ、沈みからトップまで見える位置に。
オーラスには、山田がツモれば浮きとなるカンリーチ。仕掛けて三色テンパイの内川は放銃で沈みもある局面であったが、なんとドラを勝負!アガリきってトップを決めた。
本日終了時点のトータルポイントは画像の通り。
井出が+59.1Pの卓内トップ。今期2回目のプラスを持ち帰った。
(文・浜野太陽)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート