第39期 A2リーグ 第7節D卓レポート
2022年11月04日
10月25日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第7節D卓が放送された。対局者は紺野真太郎、客野直、古橋崇志、柴田吉和。
±0付近の紺野・柴田と暫定降級圏の古橋・客野という卓組。紺野・柴田としては「勝ちたい」よりも「負けたくない」1日となりそうだ。
★1回戦
南1局、親の古橋にドラ暗刻。苦しい形ではあったものの、仕掛けてタンヤオドラ3のアガリ。
続く南2局1本場、古橋にまたも高打点。ツモホンイツの2,000・4,000で大きく抜け出す。
オーラスには柴田が力の入った4,000オールをツモアガるも…
古橋が逃げ切り、1回戦トップ。
客野は道中メンホンチートイツのハネマンツモアガリなどもあったが、古橋・柴田による好調のあおりを受け、初戦は大きく沈む結果となった。
古橋 +28.0
柴田 +18.9
客野 ▲19.6
紺野 ▲27.3
★2回戦
暫定降級圏の古橋・客野によるめくり合いが連発。
東2局、親の古橋がリーチタンヤオドラ1、客野がタンヤオ三色。高打点同士のめくりあいは、客野に軍配。2,000・3,900のツモアガリとなった。
南2局には親の古橋がツモり三暗刻のリーチ。北をアンカンしており迫力十分であったが、ここもタンヤオの客野が押しきり500・1,000のアガリ。
2回戦は客野がライバル(ポイント上)の古橋に対しトップラスを決める格好となった。
客野 +19.5
紺野 +11.6
柴田 ▲5.0
古橋 ▲26.1
★3回戦
東2局1本場、柴田にドラ対子のヤミテン。中単騎テンパイの客野は終盤に掴んだを止め、テンパイを崩して打とするが…これが柴田への放銃に。
続く東4局、柴田がを仕掛け、対子で持っていたドラが暗刻に。カンを引き入れ–待ちになると、あっさりとツモアガリ。
3回戦トップは、このリードを守りきった柴田。
柴田 +24.2
古橋 +5.2
紺野 ▲11.0
客野 ▲19.4
★4回戦
東2局2本場、客野が發・高目ドラのリーチ。他3者も次々とテンパイを入れ4軒のめくり合いとなるが、ここは客野が高目のツモ。2,000・3,900のアガリ。
東4局2本場、世にも珍しい手牌が現れる。紺野が三色同刻・三暗刻確定のテンパイ!ヤミテンに構え、柴田からのアガリ。
振り込んだ柴田も、まさかの牌姿を見てこの顔。
南3局・南4局と紺野が連続でアガリを決め、浮きの2着をキープした。
客野 +16.2
紺野 +7.4
古橋 +1.4
柴田 ▲25.0
本日終了時点のトータルポイントは画像の通り。
柴田が最終戦4着も、+13.1Pの卓内トップ。大物手が連発しながらも、結果としては大きな動きのないスコアとなった。
(文・浜野太陽)
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