プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第8節D卓レポート

山田がトータルプラスへ浮上!A2リーグ第8節D卓レポート

11月22日、第39期鳳凰戦A2リーグ第8節D卓が放送された。対局者は紺野真太郎、白鳥翔、山田浩之、猿川真寿。

 

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上位〜中位陣の4名による対局。紺野・山田は残留ラインを気にしながらも、この節猿川との直対で大きくプラスすれば上も狙えるか。

 

★1回戦

東場では猿川のタンヤオイーペーコー、山田のドラ3など勝負手のリーチが相次いで空振り、平たい点数状況のまま南場へ。
最初の高打点は南1局・白鳥!中ドラドラのヤミテンで猿川から6,400のアガリ。

 

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1回戦トップはこのアガリを決めた白鳥。

白鳥 +14.6
紺野 +4.8
猿川 ▲6.3
山田 ▲13.1

 

★2回戦

東3局、紺野にピンフドラ3・高目タンヤオ・三色のヤミテン!四筒をツモれば倍満という大物手であったが、ここは親の白鳥がピンフツモでかわしていく。

 

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続く2本場、白鳥が親リーチで連荘を狙うも、仕掛けていた紺野が押し切り3,900のアガリ。

 

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紺野トップ目で迎えたオーラスは、白鳥がイッツー確定のペン三索、猿川がドラドラのカン五索待ちリーチ。両者ともツモれば浮きとなるリーチであったが、ここは手詰まった山田から選ばれたのが当たり牌の五索。この放銃で紺野の一人浮きという結果となった。

 

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紺野 +21.3
山田 ▲1.1
猿川 ▲4.4
白鳥 ▲15.8

 

★3回戦

東1局、山田がメンピンドラ・高目タンヤオのリーチ。白をポン・五筒をアンカンしたホンイツの紺野がまっすぐ攻め返しメンタンピンドラの7,700に。

 

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南2局、山田が一人浮きからダメ押しの大物手!タンヤオ・ピンフ・ツモ・ドラドラの4,000オール。

 

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山田が大きな一人浮きで、ここまでの勝ち頭に。

山田 +37.7
白鳥 ▲6.6
紺野 ▲11.2
猿川 ▲19.9

 

★4回戦

東1局、白鳥が“中”東と仕掛けて2,000・4,000。

 

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東2局〜東4局は猿川・紺野・山田にそれぞれ高打点のテンパイが入るも流局。南1局1本場でまたも白鳥が大物手のヤミテン。

 

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メンホンのリャンメンテンパイは猿川からのアガリに。
さらに親番でも役役ホンイツの11,600を猿川からアガリ、トップは盤石かと思われたが…

 

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南3局、山田の親番が落ちない。1,300オールのアガリを皮切りに、1枚切れの東単騎リーチを白鳥から直撃。

 

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さらに3本場、ドラ単騎をツモり4,000オール!

 

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一旦白鳥を逆転するも、5本場では箱下に沈んでいた猿川が山田からチンイツイッツーの12,000。

 

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素点を回復することに成功した。このアガリで白鳥の着順が上がり、2回目のトップを獲得。

白鳥 +22.8
山田 +10.4
紺野 ▲6.2
猿川 ▲27.0

4回戦終了時点のポイントは画像の通り。

 

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山田が+33.9Pの卓内トップでトータルプラスへ転じた。猿川は手痛いマイナスで、昇級圏からは一旦引き下がる形に。

(文・浜野太陽)