プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A1リーグ 第12節A卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第12節A卓 一井が+58.4で9位に浮上】

 

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本日の対局者は
2位 西川淳
4位 藤島健二郎
5位 吉田直
11位 一井慎也

 

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A1残留に向けて何としても今節プラスしておきたい一井。
1回戦はオーラス開始時点で10,100点持ちであったが

 

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白ドラドラの2,000オールは2,200オールをきっかけに、ラスは引かされたものの21,500点まで回復。

2・3回戦で連勝し、4回戦は高め234三色を四索ロンで決めると

 

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南1局にはドラ暗刻の満貫のアガリ。
4着からの3連勝で+58.4。9位に浮上し、残留に向けての大きな足掛かりを築いた。

 

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鳳凰位決定戦進出を狙う西川・藤島・吉田の直接対決も今節の見所。

最終節で最後に打てるC卓に入るために今日同卓3人の中で一番下にならない事が共通の目標である。

1回戦浮きの2着を取った藤島は、2回戦東2局に中チャンタの6,400を吉田から直撃。

 

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オーラスには電光石火のアガリでライバル2人を沈めて浮きの2着キープ。

 

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トップはなかったものの、+2.9で順位を一つ上げた。藤島は暫定3位になれたため、最終節C卓はほぼ確定となった。

 

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開始前5位の吉田は、開局に345三色のツモアガリで好スタートを切って1回戦トップ。

 

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2回戦に大きなラスを引かされてしまったものの、4回戦東4局に藤島から白ドラ3の満貫直撃。

 

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+1.1で暫定4位に。別卓の結果次第ではあるが、現状のポイントを鑑みると吉田も最終節C卓での対局となりそうだ。

 

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同卓者3名がそれぞれ目標を達成する中で、試練の一節となってしまったのが西川。

1回戦はオーラスに代名詞の純チャンをアガってマイナスを最小限に抑えたものの

 

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その後もなかなか上昇出来ず。4回戦のオーラスにはトータルポイントの兼ね合いから3着キープの700・1,300のツモアガリを良しとせず、四索を切ってのフリテンリーチ。

一索をツモれれば倍満と、見返りも大きいチャレンジだったが

 

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藤島に押し返されてしまい、7,700は8,000(+2,000)の放銃。

暫定5位となった西川は最終節はB卓の可能性が高い。決定戦に残るには最終節でかなり大きなプラスが必須となるだろう。

 

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(文・吾妻さおり)