第39期 A1リーグ 第12節C卓レポート
2022年12月25日
【第39期鳳凰戦 A1リーグ第12節C卓 古川が四暗刻ツモで降級圏脱出 前田がトータル首位に】
本日の対局者は
1位 HIRO柴田 +147.9P
2位 前田直哉 +121.1P
8位 黒沢咲 ▲47.2P
11位 古川孝次 ▲91.5P
開局500オールをツモったH柴田が、1本場でも待ちで先制リーチ。
これを受けた古川がホンイツテンパイ。
ロン牌が出ていかない待ちの高めツモリ四暗刻に受けると
ツモで役満のアガリ。
一撃で降級圏を脱出する。
南場にはトイトイでさらに満貫の加点。
+75.7Pを叩いた古川は7位に浮上。残留をほぼ手中に収めた。
ここまで▲1.4Pの前田は3回戦オーラス、ドラのと
のシャンポン待ちでドラをツモれてラス回避。
4回戦東2局にはホンイツトイトイ。
南2局にはツモメンホン七対子と2回の跳満ツモで1人浮きトップに。
+32.5Pの前田はついにトータル首位に浮上。少し余裕があるポイントで最終節を迎えられる。
一方、四暗刻親被りで苦しい立ち上がりとなったH柴田。
東3局に高めのツモで跳満を決めるも、1回戦のラスは回避出来ず。
4回戦もラス目で南3局まで来てしまうが、黒沢のテンパイ打牌で
ホンイツトイトイ。ラス回避に成功した。
ずっと首位を走り続けたH柴田だが、今節▲45.3Pで終えての3位。決定戦争いは最終節まで持ち越された。
黒沢は2回戦南3局の親番、ドラドラの手牌で仮テンパイの単騎に取ると、その瞬間に前田からリーチが入る。
にアタリを感じたのか、意を決して追っかけリーチ。勝負勘は素晴らしいが結果は
を掴んで7,700(+1,000)の放銃となってしまう。
3回戦にタンヤオピンフのヤミテンから高め234変化を待ってのリーチ。
高めので跳満ツモ。
ようやく黒沢らしい綺麗なアガリが見られ3回戦はトップを取れたが、大きなマイナスは埋め切れず。
▲62.9Pでトータル11位。最終節はプラス必須のポジションとなった。
次回A1リーグ最終節A卓は
2022/12/7(水) 16:00
9位 藤崎智
10位 一井慎也
11位 黒沢咲
12位 近藤久春
解説 瀬戸熊直樹
実況 古橋崇志
ナビゲーター 齋藤豪
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート