第39期鳳凰位決定戦初日レポート
2023年01月31日
【初日はH柴田が4戦3勝の好スタート】
本日の対局者は
佐々木寿人(現鳳凰位)
前田直哉
HIRO柴田
吉田直
【1回戦】
東1局にH柴田がチンイツ単騎。前田から出て8,000のアガリ。
南1局1本場には高めのロンでさらに加点。
ラス前には567三色確定のカン待ち。
前田が待ち。
佐々木もテンパイでツモ切りとするが吉田からロンの声。
4人テンパイの一局を制した吉田が浮きの2着を取る。
【2回戦】
親番の吉田が待ちで先制リーチを打つが
佐々木が追っかけリーチで対抗し、高めのロンで7,700(+1,000)。
微差のトップ目でオーラスを迎えるも
オーラスはH柴田が1,000のアガリで逆転トップ。
【3回戦】
吉田が純チャン三色イーペーコー確定の単騎の大物手。H柴田が吉田の現物を切ると
前田もチャンタ三色のカン待ち。2連勝のH柴田から満貫を直撃する。
ラス前にも単騎の満貫をアガった前田がトップ目だったが
オーラスにH柴田がカンツモで逆転トップ。3連勝を決めて大きなリードを築いて行く。
【4回戦】
本日の最終戦は、トータル2番手の前田がダブホンイツのアガリで先行。
しかし牌勢も選択も絶好調のH柴田が七対子ドラドラの6,400で原点を超えると
3局連続でアガって4連勝に王手をかける。
オーラスは前田がのツモリ三暗刻テンパイ。
H柴田から2,000は2,600の直撃で、何とか4連勝を阻止した。
吉田「2回戦南2局に勝負手で負けてしまい、ラス受け入れて我慢しようと思って。3回戦に寿人さんのリーチを変則手だと思って受けが抜けてしまいましたが、それ以外は丁寧に打てたかなと思います。3日目までにポイントを0に持って行って最終日勝負出来るように頑張ります。」
佐々木「初戦の親番でホンイツにしたのですが、ポンがあったかなと思って見ていました。柴田さんに対する役牌を2つ持っていて、慎重に打とうと思い過ぎてミスも多い1日でした。初日で良かったと思うしかないと思います、柴田さんをとらえるようにしっかり頑張りたいと思います。」
前田「1回戦東1局、単騎の局はピンズが見えすぎてトイトイかなと思ってしまった。3回戦も柴田君からとらえて捲られるとは思ってなかった。プラスで終われたのは良かったけど、柴田君に走られ過ぎました。あとは追いかけるだけなので。応援よろしくお願いします。」
H柴田「1回戦からツイてるなと思って。親番には執着していなかったけど、3回戦にちょっと執着したら次局前田さんに放銃してしまって。でもその後も上手くまとまったというか、上出来です。後3日目、下からの巻き返しもあると思うので、最終日を100P超えで迎えられるように頑張りたいと思います。」
第39期鳳凰位決定戦2日目は
2023/1/21(土) 14:00
解説 森山茂和・瀬戸熊直樹
実況 古橋崇志
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート