プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第3節D卓レポート

6月20日(火)、第40期鳳凰戦A2リーグ第3節D卓が放送された。
対局者は紺野真太郎、高橋良介、古橋崇志、井出康平。

 

 

第1節・2節と好調な滑り出しを決めた4者による対局となった。

 

★1回戦

高橋が親番のテンパイ料や1,500のアガリで36,800点まで得点を伸ばし、東3局1本場には三色ドラ1のヤミテン。井出から5,200のアガリを決めて快調に4万点を超えていく。

 

 

東3局には親の古橋がドラトイツを活かした12,000をアガって逆転するも、オーラスには高橋が仕掛けて発・ホンイツ・ドラ3の3,000・6,000で再逆転!

 

 

高橋が素点も大きなトップを決めた。

高橋 +29.5P
古橋 +12.3P
紺野 ▲5.1P
井出 ▲36.7P

 

★2回戦

東3局、ダブ東暗刻の井出、井出からドラポンの古橋、メンホン・ツモり四暗刻の高橋による熾烈なめくり合いに。

 

 

三暗刻確定のリャンメンに受けていれば、倍満ツモもあった高橋であったが、ここはツモ切った三索で井出へダブ東・ドラ1の7,700。明暗分かれる一局に。

静かに耐える展開が続いていた紺野にも南3局で大物手。ドラ単騎の七対子リーチを敢行すると、終盤にツモって4着目からトップ浮上の3,000・6,000を決めた。

 

 

紺野 +15.0P
井出 +5.8P
高橋 ▲4.5P
古橋 ▲16.3P

 

★3回戦

東1局、高橋がリーチを高目三色でアガリ5,200。

 

 

二の矢を放ちたい高橋は、東2局に七対子のダブルリーチ、南1局にはピンフドラドラのリーチをかけるも共に不発。

かわし手で局が進行し接戦で迎えたオーラスは、井出がピンズのホンイツで仕掛けて紺野がドラの四万をポン。

 

 

まさかの全山であった片アガリの六筒をツモり、連続のトップを決めた。

紺野 +16.7P
高橋 +4.2P
井出 ▲7.4P
古橋 ▲13.5P

 

★4回戦

東1局、古橋が三色確定のリーチをツモ。

 

 

紺野・井出も中打点をものにして3人浮きでオーラスを迎えるも、高橋が粘って連荘。

3本場ではついに浮きに回った高橋がリーチの現物待ちで追いかけ、突き抜けに行くも2着から4着へ落ちる放銃で決着。

 

 

古橋 +11.3P
井出 +5.9P
紺野 ▲5.0P
高橋 ▲12.2P

4戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

強気な選択が局面をリードした高橋、要所で高打点のアガリを決めた紺野がプラスを持ち帰る結果となった。

次回A2リーグの放送は6/27(火)。

対局者は黒沢咲、伊藤優孝、古橋崇志、内川幸太郎。解説は柴田吉和。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)