プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第7節B卓レポート

前原が会心の3トップで降級圏脱出!A2リーグ第7節B卓

9月26日、第40期鳳凰戦A2リーグ第7節B卓が放送された。
対局者は内川幸太郎、猿川真寿、三浦智博、前原雄大。

 

 

昇級争いの内川・三浦、その2人に追いつきたい±0付近の猿川、降級圏を抜け出したい前原という4名による対局となった。

1回戦は東3局に、前原がダブ東単騎の七対子リーチを敢行。

 

 

ツモアガリ狙いの選択がハマり、3,200オールで抜け出すと…

 

 

タンヤオやドラ重なりなど、高打点変化も狙える手牌を即リーチしての1,000・2,000ツモアガリなど持ち味を発揮。常に主導権を握るようなプレーで初戦トップを獲得した。

前原は2回戦では効果的なアガリに恵まれず4着となるも、3回戦親番では、猿川のリーチに三色確定で追いかけ、6,000オールで1人浮きのトップに!

 

 

4回戦も東場の親番で6本場まで積み上げ5万点を超えると、会心の連続1人浮きトップを決め、残留へ大きく前進した。

4戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

トップ3回の前原が+71.9Pと圧巻のプラスで降級圏から脱出。昇級争いで内川は一歩後退。三浦は大きな加点こそ叶わなかったものの得点をキープ。昇級を見ていきたかった猿川だが、大きなマイナスで終盤戦は目標を残留へとシフトしていきそうだ。

(文・浜野太陽)