プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第8節C卓レポート

井出・近藤が残留争いを抜け出しトータルプラスへ!A2リーグ第8節C卓レポート

10月31日(火)、第40期鳳凰戦A2リーグ第8節C卓が放送された。
対局者は井出康平(9位)、猿川真寿(11位)、近藤久春(12位)、伊藤優孝(13位)。

 

 

残り16半荘あるとはいえ、残留を争う4者の直対。今期の結果を大きく左右する重要な節となった。

1回戦は近藤が役役トイトイの2,000・4,000など得点を重ねトップ目に立つも、南3局・南4局と伊藤へまさかの連続8,000放銃。

 

 

2局でトップから沈みの3着まで転落してしまった近藤であったが、2回戦では東1局・南1局と見事な選択でリーチツモ七対子の1,600・3,200を成就。

 

 

合わせて跳満級の加点で残留争いを一歩抜け出す大きなトップ。

ジリジリと降級ラインが近づく井出は、3回戦東1局にリーチタンヤオピンフツモドラ1の2,000・4,000。続く東2局親番では先行リーチを受けながらリャンメンを拒否してカンチャンの三色確定リーチを敢行しての3,900オール。

さらにこれでは終わらず、3本場では2軒リーチを受けながらチンイツ・リンシャン・ドラ1の8,000オール!

 

 

7万点超えの特大トップでトータルプラスへ転じる。

この嵐の中浮きをキープしたのは、近藤。最終4回戦では猿川へ役役ホンイツの8,000放銃があり沈みでオーラス親番を迎えるも、ドラ対子の配牌を取るとメンゼンで仕上げ9,600のアガリ。

 

 

順位点込みで約20Pの加点となる大まくりのトップを獲得した。

1日終了時のトータルポイントは以下の通り。

 

 

 

井出・近藤がトータルプラスとなり、場合によっては上も目指せる嬉しいプラス。猿川・伊藤はボーダー上のポジションとなり、痺れる戦いの待つ残り3節となった。

(文・浜野太陽)