プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第10節B卓レポート

柴田、残留に望みを繋げる卓内トップ!A2リーグ第10節B卓レポート

12月5日、第40期鳳凰戦A2リーグ第10節B卓が放送された。

対局者は柴田吉和、三浦智博、古橋崇志、井出康平。

 

 

昇級争いの古橋・三浦、残留争いの井出・柴田という異なるテーマを持ったメンバーとなった。

1回戦は古橋がヤミテンの満貫ツモで抜け出すと、井出・三浦もそれぞれアガリをものにして3人浮き。プラス必須の柴田であったがここは1人沈みの4着に。

 

 

2回戦は昇級争いの三浦が古橋から5,800の直撃に成功し、1人浮きのトップ。
柴田は2回戦も4着目に沈み苦しい展開となっていたが、オーラスにハイテイツモの跳満を決め、沈みながら2着を確保。

 

 

3回戦東3局には三浦が3,900オール。トータルポイントで古橋に迫るも、続く3本場で柴田へリーチタンヤオピンフドラ1の7,700。
仕切り直しとなった三浦は南1局1本場に三色確定リーチをかけるも、勝負をかけて仕掛け返した古橋が2,000点のアガリ。簡単には浮上させない古橋の好プレーが光り、三浦と浮き沈みを作っての加点に成功した。
展開も味方し、この回待望のトップを手にしたのは柴田。

柴田は最終4回戦では三浦のリーチを受ける中、七対子ドラ2のツモ。
さらにトップ目のままオーラス3本場を迎えると、高目ツモの2,000・4,000!

 

 

3・4回戦と連続のトップを獲得し、節終了時点では卓内トップ。残留への望みを繋げた。

 

 

 

古橋・三浦・井出の上位争いは微量のポイント増減に収まり、古橋がリードを守ることに成功する結果となった。

(文・浜野太陽)