プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A1リーグ第2節レポート 近藤 久春
2014年05月26日
連盟のプロになって今年で15年目になる。
第1節にトップスタートとなったのは初めての事で、ネガティブ志向の私にとっては落ち着かない位置ではある。
とはいえ、少々足取りも軽くいざ夏目坂スタジオへ。
対戦相手は、荒正義プロ、瀬戸熊直樹プロ、望月雅継プロ。
あれ?3人とも歴代鳳凰位・・・・
そうですAリーグはタイトルホルダーの集団なのです。
いまだタイトルに無縁で、決勝卓すら経験のない私には、全員が格上の存在。
常に胸を借りるつもりで緊張感を持って臨んでいます。
瀬戸熊プロとは、前節とマスターズと続けて対戦。
前節、私が好調の中、終わってみれば、ほとんどプラスポイントが一緒。本当に強い。
荒プロ、望月プロは何度も対戦し、その都度、精度の高い麻雀、メンタルの強さに感服しています。
さて、自戦記と云う事で1回戦 東2局、東家
加カン
ポン
ツモ
ドラ
私の選択はツモ切り。ツモ以外は全てツモ切りと決めていたのです。
切りはとても魅力的ですが、それにより私の手がガラス張りなるのを避けるためでした。
ラッキーにも1回戦はトップで終え、2回戦も2局続けてアガリ、調子良さそうに見えたかも?
でも対戦している本人は何か違和感を覚え、その正体が分からずジリジリ後退してラス。
勝負所は、3回戦の2度の七対子ドラドラ。
南1局3本場、供託1本
東家・瀬戸熊 12巡目
リーチ ドラ
瀬戸熊プロのこのリーチに対し、持ってきたのが。
南家・近藤 9巡目テンパイ。
ツモ
いつもの私なら、今までヤミテンでアガれないのだから、やや危険度の低いを切るのだが、打
としてアガリにかけてしまう。
南4局2本場、供託2本
東家 荒プロ 8巡目リーチ
リーチ ドラ
西家・近藤
リーチ
この時私は、3巡目にの暗刻切りでテンパイしていて、浮き狙いからトップ狙いへギアチェンジのリーチ。
しかし、あえなく4枚目のをつかみ放銃。
待ち選択やリーチかヤミテンの選択の全てが裏目に。
特にオーラスは、トイトイに気持ちは向かっていた。
理由は同じ手役を2度失敗している為、またアガリを逃す事になるのでは?
そんな事を考えていると3巡目テンパイの誘惑に。これでは、いい結果が出るはずはない。
その後は何もできない状態が続きひどい事に。
このリーグは何も出来なくなると、矢の雨が降って来るような感覚です。
うまくかわそうとしても、無傷ではすみません。
結果は、瀬戸熊プロの3連勝で終幕。
私は好スタートを切ったにも拘らず、終わってみれば卓内4着。
いつもながら反省点の多い対局となりました。
後でニコ生をもう一度見ると、森山会長の指摘に得る所も多く、また今回の対戦者から学ぶ事も出来、それらを糧にし、また明日から謙虚に麻雀に取り組んでいきたいと思います。
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