プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第32期A1リーグ第1節レポート 近藤 久春
2015年04月27日
待ちに待った、プロリーグ開幕戦。
まず最初は、とりあえずプラスなら良しと言う事をよく聞くが、私は勝敗も勿論大切だと思うが、それよりも自分らしさを出し麻雀を存分に楽しみたい。
その結果次第で、次節からの戦い方を考えれば良いと思う。
何と言っても最高峰のリーグで、自分の好きな麻雀を最高のメンバーと打てる、こんな幸せな事はないのだ。
では、本日の対戦相手は、年度末のグランプリMAX決勝卓の御2人、荒プロ、瀬戸熊プロ、そしてサーフィン打法の古川プロと、一瞬の隙も逃さない相手だ。
開始早々、荒プロに魅せられる。
東2局、親・荒プロ4巡目。
ドラ
ここからを両面チー、8巡目、をツモり4,000オールで、あっという間に47,200とする。
あの手、あの巡目、チーから入れる人が他にいるのだろうか。只々脱帽である。
東2局1本場、親・荒プロ。
ドラ
2枚目のをポン。
南家・近藤9巡目リーチ。
リーチ
1巡前にテンパイし、ヤミテンとしたが次巡、リーチに踏み切る。
理由1
親の荒プロに対し強い牌(ダブ)を切った為、そこそこの手でテンパイが見え見え。
理由2
ドラスジなので出にくくなる。
理由3
ここが一番肝心なのだが、荒プロの手を止める。
(昨年、同じ様なパターンで、しばらく荒プロの時間が続きひどい目にあっている)
結果、アガリは逃したものの、連荘が終わり自分は悪い気は全然していなかった。
対局が終わり後悔した局を1つ。
3回戦東3局、親・近藤
配牌
ドラ
私はドラを生かす為、123の三色とチャンタを見て打。しかし345も保留すべきだったか?
西家・瀬戸熊プロ3巡目。
ポン ポン
この後、古川プロから手出しで、、と打ち出され、瀬戸熊プロが裸単騎になりをツモるのだが、ドラのを私がポンして、無理にでも三色やチャンタに向かっていれば、役牌がもっと警戒され河に放たれ無かったのでは?
そこそこのチャンス手だったので、自分の手の事しか考えず他家の動向を予想しなかった。
これが今節、一番悔やまれた1局でした。
4回戦も攻めの姿勢を変えず戦い、それがうまくいき、嬉しい今期初トップとなり無難なスタートを切る事ができました。
やっぱりアガリに向い前へ出て戦う麻雀は楽しいですよね。
今期は可能な限り踏み込むスタイルで、強者の揃うA1リーグの麻雀を楽しみ、決勝戦に残れるように頑張りたいと思います。
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート