第31期A1リーグ第4節レポート 近藤 久春
2014年08月13日
今期自分は、いつもより前に出る麻雀で戦おうと心に決めていた。
しかし、結果を出せず後がない位置にいる為、早くも軌道修正するつもりで挑んだ第4節。
開局早々、荒プロが炸裂する。
東1局 西家
リーチ ツモ ドラ
これを皮切りに、4,000オールを3回に、5,200や3,900と独壇場になり80,000点オーバー。
全く麻雀をさせてもらえない。
仕掛けどころや、押し返したい場面もあったのだが、放銃に回ると前節の二の舞になると思い見送る。
これが更に拍車をかけたのかもしれない
こんな状態のとき、経験則から、荒プロには、絶対に逆らっては駄目だ。
上手くて強い上に流れが来てるのだ。とにかく、傷を浅く終わらせる。
まだ、3回戦残っていると自分に言い聞かせた。
2回戦。
今度は、伊藤プロの連荘が始まる。
また我慢の時間だ。
そして迎えた親番、今日一番の疑問手を打ってしまう。
ドラ
この手を2巡回してリーチ。
即リーチをしなかった理由は、単純にツモる感じがまるでしなっかたからだ。
変化を待とう。(ポンまで考えていた)
2巡後リーチを発声する自分がいた。
次巡、をツモり悪い予感が、、、、
私がリーチを打った時、すでに前田プロは七対子のテンパイをしていた。
そして
ツモ
悪い予感だけは的中した。しかも私のリーチが誘発した可能性が高い四暗刻。
リーチをしなければ七対子をアガっていたのでは?
最悪の結果を生んでしまった。
考えている事と、やっている事がバラバラに。
もう頭の中は真っ白なのだが、プロとしてこれ以上見苦しい麻雀は打てない。
丁寧に冷静に打たなければ、、、、
3、4回戦は、運よく連勝する事が出来、本当に傷を浅くする事が出来た。
前半、消極的過ぎた事と、攻守がうまくかみ合わない麻雀だった。
勝利する為には学ぶべき事が沢山有り、状況により正解だったり不正解だったり、
常に正解を導き出すのは本当に難しい。
その奥の深さが麻雀の魅力なのだろうと思う。
残り6節、勝つことをより意識して頑張りたいと思います。
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート