第37期鳳凰戦A1リーグ第11節A卓レポート
2020年11月16日
【A1リーグ2位スタートの沢崎がプラスを重ねて遂にトータル首位に立つ】
鳳凰戦A1リーグ戦も終盤。現状は佐々木、沢崎、西川が100ポイント超えで決定戦候補という状況。
この均衡を崩して混戦にしたい4位紺野と5位勝又。ライバル関係ながらも沢崎からポイントを引き出したいのは共通か。
上位陣と同卓の瀬戸熊は今日の直接対決で大きくプラスして差を縮めておきたい。
1回戦東4局、紺野はメンピンドラの待ちで先制リーチ。追いついた瀬戸熊が追っかけてでメンタンツモドラのアガリ。
そしてもう一つの山場が南2局。親番瀬戸熊がドラ暗刻のリーチ。紺野はピンフドラの待ちテンパイを入れていて、1巡前にも押したが、次の無筋でオリを選択。終盤にをツモってアガリ逃しが見えてしまった。
この2局の結果が響き、1回戦は瀬戸熊トップ、紺野が1人沈みのラスとなる。
2回戦の勝負所は東2局。親の沢崎がドラをポンしている。紺野も仕掛けてテンパイ、勝又も3フーロでマンズのホンイツで応戦するが、沢崎が力強くツモ。
南2局には、9,000点まで追い詰められた紺野。高めチャンタリーチでをツモると、次局はホンイツを勝又からアガって素点を大きく回復。
3回戦は調子を上げて来た紺野が親でアガってリード。
東4局のピンフドラドラ高め一通はアガれなかったが、オーラスもアガリ切って1人浮きとなった。
4回戦は勝又が完封。
まずは沢崎のリーチに追いかけて7,700(+1,000)をアガる。
南1局にはから仕掛けてドラをツモアガリ。
オーラスは30,900持ちの瀬戸熊からをロンで1人浮きとなった。
それぞれが1回ずつトップを取る結果。沢崎が卓内首位、そしてトータルも首位まで浮上した。
リーグ全体としても上位3名のみが100超えのプラス。このまますんなりと決まってしまうのか、はたまた大逆転があるのか!?B卓の観戦が待ち遠しい。
(文:編集部)
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