第37期鳳凰戦A1リーグ第12節B卓レポート
2020年12月04日
【伊藤優孝が前節に続き国士無双ツモアガリ!波瀾万丈のA1リーグ】
3位西川は今節を勝負節として叩きに行く麻雀を展開。
南2局の親番では、ドラのが出ていかないように切り。カンリーチで3,900をアガる。
1本場では345三色狙いから一気通貫に切り替え残し。ドラの引きでテンパイすると、待ちのピンフに取らずにカンの確定一気通貫のリーチに踏み切った。
西川は安手にならないように手組みをして嬉しい手替わりのなくなった所でリーチと、シンプルな攻撃を選んでいる。カン待ちリーチはツモれば100点しか変わらないのでヤミテンを選びそうな局だが、出アガリ7,700と12,000の差は大きいと考えている事がわかる。
1回戦は西川トップ。2回戦もいい感じで進めていたが、伊藤の一撃が全てをひっくり返す。
9種10牌をわずか5巡で国士無双に仕上げてツモ。
第11節に続き2節連続の国士無双ツモアガリで2回戦トップ。
3回戦は比較的僅差でオーラスを迎えたが、均衡を破るのは西川。ドラ切りリーチで2,600オールをツモると、次局もアガって連荘。
2本場もチーで一気通貫の連荘狙い。
紺野がマンズで2フーロしていたが、迷わずを勝負し、12,600の放銃。振ってもトップだが、少しでもプラスが欲しい西川には痛い失点。
一方、紺野にとっては3連続4着が見えた位置から浮きの2着と、かなり嬉しい跳満であった。
4回戦は3名がを待つ状況。西川がより高くなるカンに受け変えて追っかけ。伊藤はリーチを受け丁寧に回りドラ2枚にしてになっていた。西川が一時はアガリ牌であったで放銃。ダブロン牌だが、瀬戸熊のアガリ優先となる。
その後も瀬戸熊はリーチを使った攻撃麻雀を展開。
タンヤオリーチで1,000・2,000ツモ、リーチツモドラと、2回ツモアガってトップを取った。
3位西川は現状維持で鳳凰位決定戦をかけた最終決戦へ。伊藤は9位浮上でA1残留争いに挑む。
(文:編集部)
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