第38期鳳凰戦A2リーグ第3節A卓レポート
2021年06月07日
トータル上位の明石・高橋がさらにポイント上乗せ!
6月1日、連盟チャンネルにてA2リーグ第3節A卓が放送された。
対局者は伊藤優孝、和久津晶、明石定家、高橋良介。
高橋以外の3者がA1リーグ経験者という中、この日一番のプラスを叩いたのは高橋。
1回戦東3局、和久津がタンヤオ三色ドラのリーチを引き当て6,000オールで大幅リードも、
浮きの2着をキープした高橋。
2回戦でも明石の4,000オールを受けた後に…
6枚見えのピンフドラドラをヤミテン。ドラを暗刻にすると悩むことなく単騎リーチを敢行し、狙い通り8,000のアガリ!
28,900の3着にとどまり、3回戦目はこのアガリで抜け出した。
リーチピンフツモ一通の2,000・4,000。
この後大きなアガリこそなかったものの、テンパイ料などで点棒をキープし、1人浮きのトップに。
4回戦も手堅く浮きを確保すると+40.6Pの大量加点。今期B1から共に上がってきた明石に続いて昇級圏内まで浮上した。
本日のトータルポイントは画像の通り。
明石はヤミテンと仕掛けを交えたアガリの多さで+12.5P。大きく沈むところを想像させない安定感で、トータル首位からさらにポイントを伸ばした。
和久津はいつも通りの大きな手作りで6,000オール成就も、なかなかトータルをまとめられず3節連続のマイナス。インタビューでは「1回ぐらいプラスしてちゃんと戦えるところを見せたいので、次回頑張ろうと思います」と語った。
伊藤はフリテンロンのチョンボがあり▲62.0P。1節目▲77.3P、2節目+57.6Pとジェットコースターのような成績に、「トップかラスかみたいになってるけど、わざとやってるわけじゃないんだよな。そういうバイオリズムになってるんで、次は死神君を叩き起こさないと」と話した。
A2リーグ次回の放送は6月8日(火)。
対局者は古橋崇志、麓征生、内川幸太郎、藤島健二郎。
解説は和久津晶が務めます。次回も是非ご視聴ください!
(文・浜野太陽)
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