第38期鳳凰戦A2リーグ第3節C卓レポート
2021年06月22日
「公式ルールが分かってしまいました」白鳥翔が+87.9Pの大量加点でトータル首位に!A2リーグ第3節C卓
6月15日、連盟チャンネルにてA2リーグ第3節C卓が放送された。対局者はダンプ大橋、白鳥翔、山田浩之、仁平宣明。
打点派のダンプ・山田・仁平に対し、比較的バランス重視の白鳥といったメンバー。
そんな中リーグ戦開始当初から「ニュー白鳥を見て欲しい」とコメントしていた白鳥は、4半荘を通して高打点のアガリと流局時テンパイ率の高さで存在感を発揮。
特に他選手と一線を画したのは、形式テンパイ狙いの仕掛け。2回戦東1局では、13巡目にをリャンメンチー。
形式テンパイの仕掛けとしてはかなり早く見えたが、この時は下家に固まっているという読みがあったのだという。(実際下家のダンプの手牌には3枚あり、山には残り1枚であった)アガリまでは厳しいという判断からの仕掛けは見事成就し、しっかり加点。
白鳥はこの他にも仮テンの単騎をツモっての3,900オールや、
2巡目リーチの11,600など
運も大いに味方しトップ3回・2着1回と獅子奮迅の活躍。+87.9Pで暫定トータル首位に立った。
4回戦終了時点の結果は画像の通り。
仁平はテンパイ料で失点する局面が多く見られたが、持ち前の打点力で3回戦にはトップを飾り、マイナスを▲5.9Pに抑えた。
ダンプはトップも4着も無く▲12.1P。ヤミテンとリーチを使い分け効果的に加点する場面もあったが、「言い訳出来ないぐらい下手でしたわ」とSNSで反省の投稿があった。
山田は苦しい4連続4着で▲69.9P。インタビューでは白鳥の2巡目リーチへの11,600放銃を後悔しているとコメント。昨年痺れる残留争いを制しただけに、今期は巻き返して昇級争いに参加したいところだ。
次回A2リーグの放送は6/22(火)。
対局者は客野直、一井慎也、魚谷侑未、石渡正志。
解説はダンプ大橋。
アガリ重視のメンバーが集まり、スピーディな展開が期待される。次回も是非お楽しみに!
(文・浜野太陽)
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