第38期鳳凰戦A2リーグ第3節D卓レポート
2021年06月27日
【鳳凰戦A2リーグ第3節D卓 一井が快勝、魚谷は見事な四暗刻】
前節4ラスを食らってしまった客野、1か月でその傷は癒えているか、今節の一つの焦点だった。
1回戦東2局、石渡のリーチを受けて、安全そうなを切ると、一井の七対子ドラ2、6,400にドスン。
傷口はパックリ開いてしまった。
最終戦は辛うじて浮きにまわるも、3着3着4着3着の▲57.4Pと前節に続き大きめのマイナス。
トータルは▲128.1Pとなり、まだ3節が終わったところだが、次節も沈むようだと危ないだろう。
対象的に好調だったのは一井。
が先制リーチの客野の現物にも関わらず、追っかけリーチとすると、
最高の結果となる、ドラをツモって3,000・6,000。
この2回戦のオーラスには、再度ドラのをツモってタンヤオドラ3の2,000・3,900。
半荘は変わっても、続けての6,000オール。(リーチ、ツモ、七対子、ドラ2)
全半荘浮きでの1着、1着、3着、2着の+61.3P。
四暗刻の親かぶりさえなければ、100ポイントを超えそうな勢いだった。
「あれだけドラをツモれたら、今日は勝たないと。」と終局後のインタビュー。
石渡は、4着4着と苦しいスタートも、後半を2着、1着とし、▲15.7P。
一井が絶好調、魚谷の四暗刻ツモがあったことをふまえると、これで済めば御の字といったところか。
Twitterではこのようなコメント。
最後に、魚谷。
ツモり三暗刻のテンパイでドラ切り。ヤミテン。
このは、石渡にポンをされるも
なんとをツモってテンパイ外し!
読み通り、は山に2枚。
見事な四暗刻だった。
魚谷「結構負けそうだったので、四暗刻アガれただけラッキーかなと。(ドラを切ったときは)三暗刻でツモれればラッキーと思っていたんですけど、ピンズの上(の場況)がいいとはずっと思っていて、は狙い目かなと。(現状)出アガリできないし、ポンして(トイトイの)役ありに出来るし、四暗刻はラッキーでしたけど、目指そうかなと。(ドラをポンした)石渡さんが、
バックくらいしか役がなかったので、思い切っていきました。」
次回、第4節A卓は6/29(火)の17時より。
伊藤優孝vs白鳥翔vs魚谷侑未vs藤島健二郎
(文:福光聖雄)
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