第38期鳳凰戦A1リーグ第12節A卓レポート
2021年11月04日
【杉浦がトータル7位浮上 古川もプラスで首位キープ】
本日の対局者は
1位 古川孝次
8位 沢崎誠
9位 杉浦勘介
12位 吉田直
1回戦南3局2本場。古川がのリーチ。
これを受けて対応型の理想とも言える打ち筋を見せたのは杉浦。1シャンテンだが場に1枚切れのトイツ落としで迂回すると
で追いつく。さらにイーペーコーに振り変わったタイミングで追っかけリーチ。リーチタンヤオピンフツモイーペーコーの2,200・4,200(+2,000)のアガリ。杉浦が1回戦トップを取った。
2回戦も杉浦が好調。5,800をアガった後の東1局1本場。古川がカンチー、ポンでホンイツの仕掛け、すでに染め色のピンズが余っている。
そこに親番の杉浦がリーチを被せて来た。高めチャンタで待ちは。古川と真っ向勝負の構え。
沢崎はをポンしてトイトイの1シャンテン。杉浦からが打たれるが、手に浮いているは古川、杉浦どちらにも危険牌。今通ったと1枚切れの。手牌に共通安牌が5枚あったが
ビシッとを勝負。トイトイ、2,100・4,100(+1,000)をアガリ切る。
迎えた親番でもリーチ三色の7,700(+1,000)をアガった沢崎。しかしその後の展開は沢崎に厳しかった。まずは古川からダブルリーチが入り5,200は5,500を放銃。そこからは杉浦と古川の高打点が決まり始める。
南3局2本場。沢崎はをポンして待ち。ホンイツトイトイツモリ三暗刻のテンパイを果たすが
切られたは杉浦のアガリ優先。2回戦はトップに古川、プラスの2着に杉浦。沢崎は3着となった。
3回戦は南3局にチンイツリンシャンツモを決めた杉浦が本日2勝目。
この日一番の苦戦を強いられていたのは吉田。勝負形を作って納得行くリーチを打っても悉く空振り、放銃に回らされてしまう。勝負手が初めて実ったのは最終4回戦だった。
チャンタドラ3、12,000(+1,000)のアガリ。
東4局にはリーチドラドラ、5,200(+1,000)のアガリで加点。
4回戦は吉田がトップを取った。
卓内トップは杉浦。トータル7位まで順位を上げ、ここ3節の連続プラス。
古川は驚異の6節連続プラスで首位をキープしたまま残り2節となった。
次回A1リーグ第12節B卓は
2021/11/3(水) 17:00
藤崎智
瀬戸熊直樹
近藤久春
紺野真太郎
解説 佐々木寿人
(文:編集部)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート