第38期鳳凰戦A2リーグ第9節A卓レポート
2021年12月07日
第9節A卓に出場した選手は
一井+219.1P(1位)・石渡+154.3P(2位)・ダンプ+58.1P(5位)・高橋+54.9P(6位)。
第9節A卓は首位を走る一井を追う石渡と、その石渡の座る2番目の席を狙うダンプ・高橋といった構図で始まりました。
前節からの好調を維持した一井が、序盤から積極的に仕掛け
狙い通りにマンズが伸びて満貫のアガリ。
このリードを保って1回戦から1人浮きのトップを取ると、2回戦以降も好調を持続。
配牌とツモが噛み合うと、何でもないような配牌が僅か4巡後に満貫のアガリ。
2軒リーチにも仕掛けて対抗し、白トイトイドラ2の4,000オールと、完全に手が付けられない状況になりました。
その後も、相手の勝負手に一度も捕まることなく加点し続けた一井が4回戦でもトップ。
一井との直接対決で差を詰めておきたかった石渡でしたが願いは叶わず。
これで石渡は一井のポジションを奪う作戦は一旦終了。昇級を狙うために必須ともいえる最終卓に組み込まれるため、4位以内で最終節を迎えることが次節の目標となりそうです。
一方で、1人浮き2回を含む3トップでさらにスコアを伸ばした一井は、後続と140ポイント近く突き放して2番手グループの視界から消えることに成功。ターゲットから外れたことで、一井はA1リーグ昇級枠の1つをほぼ手中に収めました。
<第9節A卓最終結果>
一井+65.4P 高橋▲4.4P 石渡▲10.8P ダンプ▲50.2P
(文:越野智紀)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート