プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦B1Select後期最終節レポート

【第38期鳳凰戦B1リーグ後期最終節レポート A2昇級は三浦智博・猿川真寿に決定】

 

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本日のB1リーグSelect卓の対局者は

三浦智博
猿川真寿
二階堂亜樹
三浦大輔

第4節終了時の成績表はこちら

 

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【A2昇級について】

昇級者は前期・後期2名ずつ。
見所の1つは智博、猿川、亜樹の昇級争い。智博は少しのマイナスは受け入れられるが、猿川は沈むと厳しい。亜樹は40〜50ポイントプラスすれば届くかといった所。

【B2降級について】

B1リーグは半年、A2リーグは年間リーグとなるため前期は4名、後期は6名が降級。後期は毎年シビアな戦いとなる。
11位スタートの大輔は同卓にターゲット選手が1人もいないため細かいポイント計算は難しいが、大まかには浮けば残留、沈めば降級と思っているだろう。

解説はB1最終節恒例の藤崎智。
実況は今期通して担当した仲田浩二でお送りする。

 

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1回戦、最初のアガリは猿川の2,600オール。

 

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1本場では亜樹が仮テンの単騎からドラを引いて五万八万にしてリーチ。

 

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八万をツモって2,100・4,100。

首位の智博としては2人が走って自分が沈むのは避けたい。親番でドラそばのカン六万待ち。強引にリーチを打ち、ツモアガリを決めると

 

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4本場では六筒九筒をヤミテン。狙い通りの九索を引いてからリーチ。

 

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三色に仕上げて4,400オールのツモアガリとなり1回戦大トップ。智博は昇級をほぼ手中に収めた。

 

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2回戦東1局が猿川と大輔の命運を分ける大一番となった。

まずは猿川がタンヤオテンパイ、仮テンの四索単騎。

 

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大輔は九索ポンで一索四索待ちだが、取らずの三索切り。1回戦のラスが響いたか、ドラ切り1,000点のテンパイを受け入れられなかった。

 

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その結果、猿川のリーチ宣言牌四索をロン出来ず

 

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逆に大輔のテンパイ打牌二索は猿川に11,600の放銃、2回で▲50.2と完全に降級エリアとなってしまった。

 

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一方、南3局に南単騎の6,400をアガった智博は2連勝、もう昇級は揺るがない。猿川が浮きの2着で残る一席を狙う。

 

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3回戦は大輔の発ドラ3、8,000のアガリでスタート。

 

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オーラスの親番は高めの三万ロンでタンヤオ三色ドラドラ11,600。
1本場ではリーチ一通、7,700は8,000のアガリ。大輔は残留にのぞみを繋ぐ大トップを取って最終戦に挑む。
3回戦までの総合成績を確認し、最終4回戦は全卓同時スタート。

 

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4回戦東1局。昇級には10万点トップが欲しい親番亜樹は六筒九筒のヤミテン。大輔から出たロン牌は見逃し、高め678三色に仕上げてからリーチ。

 

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構想通りの6,000オールツモアガリを決める。東3局には中北ポンで字一色を狙うが

 

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今度は構想通りとはいかず、猿川のピンフ一通ドラ7,700は8,000(+1,000)に放銃。亜樹の昇級チャレンジはここまでとなった。アガった猿川の方は南3局に北単騎の1,600・3,200をツモって4回戦トップ。

 

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オーラスは大輔が2,000・3,900ツモで浮き2着。

 

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以上で配信卓の全対局が終了。
智博の昇級はほぼ確定。
猿川は菊田、石立の結果次第。
亜樹は同卓の智博、猿川が上にいる時点で残留確定。
大輔は残留一番手10位から少しプラスしての結果待ちとなった。

【別卓の対局】

D卓は2位菊田と4位石立が同卓。菊田は浮きが第一目標。石立は菊田をかわした上で、別卓猿川より上を目指す戦い。

 

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オーラス菊田は28,800持ち。西を加カン。1,300以上をアガれば浮くが、親番石立に2,900放銃となる。
次局は安村が残留がほぼ確定する5,200は5,500のアガリ。
菊田は3位、石立は4位で対局終了となり、智博と猿川の昇級が確定した。

 

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C卓はオーラスに親番ケネスがアガって連荘。このアガリにより大輔を300点上回り、次局は横移動で終了。ケネスは残留となった。

 

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第38期後期B1リーグ、昇級は三浦智博・猿川真寿。前期は井出康平・柴田吉和が昇級を決めており、この4名が来期A2リーグに参戦する。

 

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B2リーグからは滝沢和典・福光聖雄・仲田加南・石川正明がB1昇級を決め、来期B1リーグに参戦する。

 

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(文:編集部)