プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A1リーグ 第2節C卓レポート

【黒沢咲が+34.8Pの1人浮きで暫定首位】

 

 

 

黒沢咲
開始前 +51.8P (3位)
第2節 +34.8P ①①①4着
トータル +86.6 P(1位)

開幕戦で大きくプラスした黒沢が第2節も好調。
1回戦東1局は11,600放銃となったが、すぐにメンホン七対子北単騎。跳満ツモで失点を取り返し

 

 

東3局には中トイトイドラ3、12,000を吉田からアガってトップ。

2回戦にもリーチツモ中ドラなど、らしさ全開の大物手をアガって2連勝すると

 

 

3回戦もリーチツモドラドラのアガリで勢いそのままに3連勝。

 

 

4回戦はラスを引いてしまったが、2節連続プラスでトータル首位に躍り出た。

 

 

藤島健二郎
開始前▲18.1P (9位)
第2節 ▲0.6P ②34②着
トータル▲18.7 P(8位)

1回戦。藤島はオーラスの接戦を制して2,600をアガリ浮き2着。

 

 

4回戦にはドラ雀頭の3メンチャンでリーチ。黒沢からイーペーコーがつく八万ロン。トップはないながらも2着2回で僅かなマイナスに抑えた。

 

 

A1リーグで初めてのプラスは次節以降に持ち越しとなってしまったが、ポイント的には凌ぎ切ったと言えるだろう。

 

 

吉田直
開始前 +16.5P (5位)
第2節 ▲9.4P 34②①着
トータル +7.1P (5位)

吉田は前半2戦で▲34.7Pと苦戦していたが、3回戦東1局に勝又、藤島の2軒リーチを受けつつ3,900(+2,000)のアガリ。この浮きを守り切って2着を取ると

 

 

4回戦は中発ホンイツトイトイを黒沢からアガってトップ。

 

 

後半2戦で盛り返してトータル5位をキープした。

 

 

勝又健志
開始前 ▲0.8P (7位)
第2節 ▲24.8P 4233着
トータル ▲25.6P (9位)

1回戦東1局、黒沢の手牌。6巡目の時点でメンゼン緑一色四暗刻単騎1シャンテン。
入り目は五索だったが、まだ役満変化もある手牌。黒沢は当然五万をツモ切るが

 

 

親番勝又の手が開く。タンヤオドラ3、11,600。最高のスタートを切った勝又だが、南3局とオーラスの連続放銃が響いて1回戦はラスを引かされてしまう。

2回戦以降も厳しい時間帯が続きながらも何とか2着3着で乗り切るが、4回戦も藤島へ8,000放銃からスタート。
この日最後の親番も流れてしまった南3局。ドラ二万をポンして形式テンパイを入れるが、ハイテイツモで素点回復。

 

 

4回全て沈みながらも▲24.8Pに抑えられたのは、無理な勝負を避けつつ適所でアガリを拾う、的確な判断力ならでは。

 

 

以上でA1リーグは全員2節消化。
黒沢が2節連続のプラスで暫定首位につけた。

次回A1第3節A卓は
2022/5/18(水) 16:00

一井慎也
前田直哉
HIRO柴田
藤崎智

実況 古橋崇志
解説 藤島健二郎

ご視聴はこちら!

 

 

(文・吾妻さおり)