第39期 A1リーグ 第3節A卓レポート
2022年06月03日
【第39期鳳凰戦A1リーグ第3節A卓 H柴田が+39.1Pで暫定首位へ】
この日の対局者は
HIRO柴田
一井慎也
藤崎智
前田直哉
3位スタートのH柴田は、をポンした1シャンテン。浮かせていたドラを重ねて2,100オールをツモって1回戦トップ。
3回戦東4局の親番には単騎の七対子でリーチを打ち、3,200オール。
4回戦ともプラスと安定感抜群の内容で暫定首位に。
HIRO柴田
開始前 +52.1P (3位)
第3節 +39.1P ①②②②着
トータル +91.2P (1位)
なるべく早めに降級枠を抜け出したい一井。1回戦オーラスはリーチツモ三暗刻で浮きの2着。
2回戦にはトイトイ三暗刻。高めのをツモって跳満となりトップ。
3回戦もトップ目を走っていた一井だが、東4局に三色確定のカン待ちリーチを打つと
H柴田に待ち牌のを暗カンされた上に放銃。ここを境に苦しい時間に突入。思うようにポイントが伸びなかった。
一井慎也
開始前 +▲64.8P (11位)
第3節 +2.2P ②①43 着
トータル ▲62.6P (11位)
3回戦を終えて▲37.0Pと苦戦していた藤崎だが、4回戦東2局にタンヤオピンフイーペーコー確定のリーチ。一井から7,700をアガると
親番では七対子ドラドラテンパイ。直前に切られた単騎でヤミテン。9,600を前田からアガってトップを取り、マイナスを少し返した。
藤崎智
開始前 ▲26.2P (10位)
第3節 ▲16.1P 433①着
トータル ▲42.3P (10位)
1回戦はオーラスにツモられて浮き2着から3着落ち、2回戦はラス。もどかしい前半戦でマイナスしていた前田。3回戦もラス目だったが、東3局3本場にリーチドラ3をアガって原点復帰。
二の矢が続かず親番が落ちた南3局。ツモメンホンドラドラ、跳満ツモで3回戦はトップ。実況古橋は前田の事を「3回戦の男」と言うが、慎重な入りをする前田はスロースターターなのかも知れない。
4回戦は藤崎のツモ山にあったをH柴田の大明カンで掴まされてしまい、9,600の放銃で4着となった。
前田直哉
開始前 +16.9P (4位)
第3節 ▲25.2P 34①4着
トータル ▲25.2P (6位)
次回A1第3節B卓は
2022/5/25(水) 16:00
黒沢咲
近藤久春
杉浦勘介
西川淳
実況 古橋崇志
解説 森山茂和
(文:吾妻さおり)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート