麻雀日本シリーズ、麻雀日本シリーズ レポート

麻雀日本シリーズ/女流プロ麻雀日本シリーズ2017 第2節レポート 楠原 遊

女流プロ麻雀日本シリーズ、予選第2節が行われた。
1節までの成績は以下の通り。
1位 和泉由希子 +69.1P (3/8)
2位 和久津晶 +29.5P (2/8)
3位 大平亜季 +23.2P (1/8)
4位 魚谷侑未 +17.7P (3/8)
5位 朝倉ゆかり +12.8P (2/8)
6位 仲田加南 +10.4P (3/8)
7位 二階堂亜樹 ±0.0P (0/8)
8位 高宮まり ▲8.7P(2/8)
9位 宮内こずえ ▲56.2P(2/8)
10位 大崎初音 ▲97.8P(2/8)
※()内は予選半荘消化数
※予選全20回戦(各自8回対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
※プレーオフ全4回戦(各自2回対局)ポイントを持ち越し上位4名が決勝進出
※ルールに関してはこちら→女流プロ麻雀日本シリーズ2017第1節レポート
役満が2回飛び出す大荒れの開幕戦となった第1節。大きなトップ2つでアタマ1つ抜けた形の和泉、初戦の東1局で48.000点を放銃し苦しいポイント状況となった大崎。各選手消化済みの半荘数は0~3回とバラつきはあるものの、まだ予選の4分の1が終わったばかり。
後半戦の戦い方を左右する、予選第2節がはじまった。
 
6回戦 魚谷+17.7P 亜樹±0.0P 和泉+69.1P 朝倉+12.8P ※数字はトータルポイント
二階堂亜樹 第14回女流モンド杯優勝・第2・3期女流桜花・第3期プロクイーン・天空麻雀9・10女性大会優勝
日本プロ麻雀連盟所属。多くのメディア出演と対局での実績で女流プロナンバーワンの知名度を誇る。守備的・俯瞰的とされる彼女の麻雀が、WRCルールでどのように発揮されるのか注目していきたい。
東3局 5巡目 南家 朝倉
西家の魚谷がカンを入れてリーチ
五万六万四索五索六索三筒三筒五筒六筒七筒  暗カン牌の背北北牌の背  ドラ七万  カンドラ七万
それを受け北家の亜樹
100
現物ではない六索九索待ちだが、ヤミテンに構え四筒を押していく。
リーチをすれば裏ドラ2枚めくれるピンフ高目イーペーコーだが、ドラドラの振り替わりもある手で、どっしりと構える。
すぐに魚谷が九索を掴んで2,000点のアガリ。場を良く見て手を作る、亜樹らしい1局となった。
南1局 2本場
南家の亜樹が仕掛けてこの形
一筒三筒四筒五筒六筒六筒九筒西中中  ポン南南南  ドラ発
一方前局4,000は4,100オールをアガった魚谷は、ドラドラ。
9巡目に上家の朝倉の打ったこの四万をスルー。
100
三色とドラの発の両天秤、以前の魚谷であればチーの一手もあったのか、と思われるがここはじっくりと手を作ってゆく。
そこに西家・和泉からリーチが入る。
五万六万七万七万七万二索三索四索五索六索七索二筒三筒  リーチ
場が一気に緊迫するが、ここは
一筒三筒四筒五筒六筒六筒九筒九筒  ポン南南南  ポン中中中
ここから放銃回避の六筒切りを選択した亜樹が見事に二筒をツモって2,000・4,000。
南2局、9巡目、親の亜樹が仕掛ける。
一万一万五索六索六索六索三筒三筒三筒七筒八筒発発  ドラ五索
ここから1枚目の発をポンして打七筒。手を大きくする鳴きだ。
そこに北家の魚谷もこの形。
二索三索三索四索八索八索九索九索西西  ポン白白白
この時、トップ目魚谷41,100点、2着目亜樹40.500点。半荘のトップを決めてしまうような展開かと思われた。
ここに西家・和泉がテンパイ。
二万三万四万四万五万六万五索五索六筒七筒中中中
親番が残っているとはいえドラドラのチャンス手。待ちの五筒八筒はリーチをしなければほぼ4人でツモるような牌だけに和泉の判断に注目が集まるが、ここでの選択はヤミテン。丁寧に攻めてすぐに朝倉から5,200のアガリ。
攻撃型、というとリーチを多用する打ち手を想像する方も多いと思うが、和泉の攻撃は「アガるチャンスを逃さない」ことに重点を置くものだ。それに基づいたこの瞬間の判断が、鮮やかに決まった局だった。
南3局、ドラの西が4者にバラけた形。
一番はじめにテンパイしたのは朝倉。
六万七万八万九万二索三索四索西中中中  チー二万 左向き三万 上向き四万 上向き  ドラ西
ここから九万を切って西単騎。次にテンパイを入れたのは亜樹。
三万四万五万四索五索六索六索七索七索七索三筒四筒五筒西
ここからこちらも六索を切って西単騎。
そして3人目のテンパイは魚谷。
一索一索一索三索四索五索五索六索西北北北白  ツモ白
ギリギリまで西を引っ張っていたが、ここはテンパイで朝倉に3,900の放銃となった。
各者ドラを最後まで大切にした面白い局となった。
オーラスは魚谷の1人テンパイで、亜樹がトップを守る形で半荘が終了した。
6回戦結果
亜樹+24.5P(1/8) 魚谷+14.2P(4/8) 朝倉▲12.6P(3/8) 和泉▲27.1P(4/8)
※()内は予選半荘消化数
 
7回戦 宮内▲56.7P 亜樹+24.5P 和泉+42.0P 大平+31.3P
東2局、北家の宮内が四筒一筒と仕掛けていく。
五万七筒七筒東東西発  ポン一筒 上向き一筒 上向き一筒 上向き  ポン四筒 上向き四筒 上向き四筒 上向き  ドラ五万
南家の和泉
六万六万七万八万八万三索三索七索七索六筒六筒七筒七筒
親の亜樹
一万二万三万四万五万六万七万八万九万六索八索八索中中
ここから場に出づらいであろう中に期待しない八索切りとする。
宮内からのプレッシャーのある仕掛けと、2者のテンパイに挟まれた大平。
100
宮内に切りづらいピンズと字牌、そしてドラの五万三索七索の選択になるが、ここは冷静に場を見渡し三索切り。親への放銃を回避した。
待ち替えした和泉が亜樹から1,600をアガリ、東2局を終わらせる。
東3局、南家の大平が先行リーチ。
二万三万四万六万七万八万三索五索三筒四筒五筒八筒八筒  リーチ  ドラ三索
そこに押し返していく親の和泉もテンパイ。
三万四万五万五万六万五索五索六索六索六索六筒七筒八筒
四万が現物のため、一旦ヤミテンとする。
ほどなくして無筋の八索を持ってきてツモ切るが、この手にロンの声を掛けたのは宮内。
一索二索三索四索四索四索六索七索七索八索九索東東  ロン八索
リーチ者の大平とそれに押し返す親の和泉、この2人の間隙を縫った宮内のヤミテンがしっかりと決まった1局となった。
南3局、13巡目、西家・宮内の先行リーチ。
二万三万四万七万八万九万三索四索七索七索八索八索八索  リーチ  ドラ六万
親の亜樹はリーチを受けてこの形。
五万六万六万六万七万九万九万五索六索三筒四筒五筒六筒七筒
ドラ3の1シャンテンとなったが、丁寧に現物の四筒を切ってゆく。すぐに七索を引いて、六万九万の三色ドラ3のテンパイとする。
結果は2人テンパイで流局となった。
実際、九万は宮内のテンパイの入り目の牌でドラ筋。切りづらい牌ではあり二筒五筒八筒も見た目ほど残っていない。注目すべきは
100
最後の手番の大平。宮内のハイテイをずらそうかという逡巡があったように見えた。
もし亜樹が九万のトイツ落としで二筒五筒八筒待ちヤミテンとなり大平が宮内のハイテイをずらしていたら、宮内が二筒を掴み亜樹にタンピンドラ3の放銃となった局であった。
麻雀のたらればはつきないが、映像対局だからこそわかる牌の後先も、このシリーズの楽しみの1つだろう。
オーラスは大平のリーチに、ドラの手変わりを待った亜樹が追いかけて出アガリ、3着で半荘を終了。宮内は嬉しい初トップとなった。
7回戦結果
宮内+23.2P(3/8) 大平+7.9P(2/8) 亜樹▲2.2P(2/8) 和泉▲28.9P(5/8)
 
8回戦 高宮▲8.7P 和久津+29.5P 大崎▲97.8P 仲田▲10.4P
東2局、親の和久津がドラも切って8巡目にこの1シャンテン。
100
ドラの八索も躊躇なく切っていた和久津はここでもノータイムの四筒切り。手を高い方に伸ばしていく。ほどなくしてダブ東を引いてダブ東・ツモり三暗刻のシャンポンリーチに踏み切る。
そこに追いついたのは南家の大崎。
五万六万六万七万七万八万五索六索七索八索二筒三筒四筒  ドラ八索
現物のドラ待ちだがここは追っかけリーチ。7巡後にドラを引き裏が1枚乗って3,000・6,000。ポイント的にビハインドがある大崎にとって、大きな大きなアガリとなった。
和久津に三筒四筒のターツが残っていればツモアガリの可能性もあったが、アガリやすさよりも打点を取ったオリジナルのプロセスに、ファンは興奮したことだろう。
東4局、先行したのは親の仲田。
五万五万四索五索六索一筒二筒三筒四筒四筒五筒六筒六筒  ドラ五万
100
場に安いピンズ待ちでの11巡目ドラドラリーチ。
そこにじっくり手を育てていた北家・大崎もすぐに追いつきこの手をヤミテン。
一万二万三万三万四万五万八万東東東西西西
しかしこの卓に、ここで大人しくしているプレイヤーはいない。
西家・和久津もすぐに追っかけリーチ。
一万一万六万七万八万二索三索一筒一筒一筒七筒八筒九筒  リーチ
3者に挟まれた高宮は現物の牌を切りながら丁寧に立ち回り、
六万七万八万一索二索三索六索七索九索九索七筒八筒九筒
フリテンながら4人目テンパイ。ヤミテンに構えるも、すぐに自身で切っている五索をツモり返し400・700。各者の勝負手の間を縫った値千金のアガリとなった。
オーラス、ラス親の仲田が肉薄するも、大崎が自身でアガりトップを守り切った。
8回戦結果
大崎+24.2P(3/8) 仲田+11.4P(3/8) 高宮▲11.9P(3/8) 和久津▲23.7P(4/8)
 
9回戦 朝倉+0.2P 大平+31.1P 魚谷+31.9P 高宮▲20.6P
南1局1本場
五万五万六万八万八万九万二索三索四索五索五索六索六筒七筒  ドラ四索
親の朝倉が9巡目この手から1枚切れの五万を先に1枚外す。そして直後に北家の高宮が南をポン。
六万七万四索四索七索八索九索一筒一筒六筒  ポン南南南
そして南家・大平はこのツモ。
100
チンイツにいく選択肢もあったが、ここはツモ切り。
この一筒をポンして高宮がテンパイ
六万七万四索四索七索八索九索  ポン南南南  ポン一筒 上向き一筒 左向き一筒 上向き
先に高宮のロン牌である五万を処理していた朝倉の判断が光る。
そしてここで西家・魚谷もテンパイ。
二万三万三万四万八万八万五索六索七索二筒三筒七筒八筒九筒
しかしポンされていることもありヤミテンに構える。
そして朝倉も終盤、仕掛けてテンパイ。
五万六万七万八万八万二索三索四索五索六索  チー五筒 左向き六筒 上向き七筒 上向き
片アガリの安手となるが、周りのスピードと足並みを揃えるとやむなしの仕掛けか。
しかしここでアガったのは、チンイツに向かわなかった大平。
五万七万二筒二筒三筒三筒四筒四筒六筒七筒八筒九筒九筒  ツモ六万
4者がテンパイする中で、他者がアガる前に、しっかりと自身で局を捌く。手におぼれず、他者とのスピードの測り方の上手い大平ならではのアガリとなった。
南2局1本場
北家・朝倉がドラを切ってリーチ
二万三万四万九索九索一筒一筒一筒四筒五筒六筒白白  リーチ  ドラ中
そのドラを鳴いて南家・魚谷もテンパイ。
七万八万九万四索四索二筒三筒六筒七筒八筒  ポン中中中
しかしここでもアガったのは捌き手。
二万二万三万三万三索五索五索七索七索五筒五筒七筒七筒  ロン三索
ひっそりとテンパイを入れていた高宮が、魚谷から3,200。メンツ手とトイツ手、どちらに向かうか難しい手だったが、ここはノーミスでリーチとドラポンをかわすアガリをものにした。
南3局
100
3巡目、ラス目の親の魚谷の手はドラドラ。ツモは一索。ここで魚谷が選択したのは一索切り。
何気ない選択の1枚だが、ロスを減らし、広く受け入れる非常に魚谷らしい一打といえる。
9巡目、魚谷の手はこのように変化していた。
五万三索四索四索五索六索六索六筒六筒七筒八筒八筒八筒  ツモ七万  ドラ四索
ここでの選択は六筒。ドラを活かしつつ手広く受けたい。次巡、八万を引いて、さらに受け入れ枚数を増やし、さらに次巡のツモ九万で待望のテンパイ…と思いきやこれがたったいま張った大平に捕まる。
一索二索三索五索六索七索八索九索東東中中中  ロン四索
魚谷らしい間違いの無い手順でストレートなテンパイとなったが、先にテンパイしていた大平に高目で放銃してしまう。トータルトップ目になっていた魚谷にとっては苦しい半荘となった。
9回戦結果
大平+46.2P(3/8) 高宮+6.9P(3/8). 朝倉▲9.4P(5/8) 魚谷▲43.7P(4/8)
 
10回戦 亜樹+22.3P 和久津+5.8P 大平+77.3P 宮内▲33.0P
東2局、北家の亜樹が6巡目リーチ。
三万四万五万六万六万六万六索六索二筒三筒四筒七筒八筒  リーチ  ドラ西
そのリーチを受け南家・大平、8巡目にこの形。
四万五万八万八万二索三索三索四索八索五筒五筒五筒西西
自身のシャンテン数を考えると2枚切れのドラを外す選択肢もあったが、ここは筋の八万を切って粘る。そして筋などを切って手を育てる。
100
手をしっかり育て好形ドラドラの1シャンテンとなったところにアタリ牌の九筒を引いてくる。ドラの無い子のリーチ。先ほどよりも押したくなるが、ここは一旦四万切り。七筒を引きさらに迂回。
そのままアタリ牌を止めテンパイかなわず亜樹の1人テンパイでの流局となったが、大平の粘りが大きく光った1局となった。
東3局3本場、和久津がドラドラのリーチ。
六万六万七万七万八万三索三索一筒一筒一筒三筒四筒五筒  リーチ  ドラ七万
しかし大平もドラドラテンパイ
二万三万四万七万七万二筒二筒三筒三筒四筒六筒七筒八筒
トータルトップ目、この半荘でもトップ目だがここは追っかけリーチ。
安目はもう山にいないリーチだったが、高目の四筒を一発でツモりメンタンピン一発ツモイーペーコー表表裏の8,000オールでリードをさらに広げる結果となった。
そのまま大平の連荘は続き、5本場、6本場と続く。
東3局6本場
そしてついに6本場まで来た。他の3者は何としてでも大平の親を流したい。しかしうかつに攻めての攻め返しも怖い。
この局、最初にその名乗りを上げたのは和久津だった。
三万四万五万一索二索三索二筒三筒四筒六筒七筒東東  リーチ  ドラ一万
しかし親の大平もドラドラの手。
一万一万二万三万七万二索三索四索七索八索五筒六筒七筒
この手から無筋の七万を押していく。しかし和久津にばかり任せてもいられない。仕掛けて亜樹も続く。
五索六索七索八索四筒四筒八筒八筒  チー五万 左向き六万 上向き七万 上向き  ポン八万 上向き八万 左向き八万 上向き  打八索
2人がかりでの親流しは亜樹の四筒ツモで決着。
4人にとってとても大きな300・500は900・1,100となった。
南3局、北家・和久津の6巡目リーチ
三万三万六索六索七索七索八索一筒二筒三筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ五索
それを受け、廻っていた西家・亜樹の手が12巡目にこちら
100
この形になるも、フリテン含みということもありラス目ながらここから我慢の(6)切り。
そしてそこから大平が終盤にテンパイ。
四万七万七万七万一索二索三索三索四索五索南南南
宮内も続いて
二万二万三万三万四万三索四索五索五索六索七索五筒五筒
この形でテンパイ。しかしハイテイで生牌の南を掴み、冷静にこちらもオリ。
熾烈な2着・3着争いの中で、アガリに向かいたくなる局面ではあるが、ここは打たないことにより次局に勝負のチャンスの残した形となった。
オーラス 2本場
亜樹にドラドラの勝負手が入る。
一索一索五索六索七索七索八索九索三筒四筒四筒五筒六筒  ドラ七索
この手をリーチ、ラス親で連荘したい宮内から8,000は8,600をアガリ、南3局での我慢で残した条件を活かす形で、4着から2着へと大きく着順を上げた。
10回戦結果
大平+48.5P(3/8) 亜樹+2.9P(4/8) 宮内▲15.1P(4/8) 和久津▲30.5P(4/8)
以上をもって第2節の対局が全て終了した。結果は以下の通り。
 
 
システム
■予選全20回戦(各自8回対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフ全4回戦(各自2回対局)ポイントを持ち越し上位4名が決勝進出
■決勝全4回戦
予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 半荘消化数 合計
1 大平 亜季(女流最高位) 23.2 7.9 46.2 48.5 4/8 125.8
2 仲田加南(女流桜花) ▲ 10.0 45.9 ▲ 25.5 11.4 4/8 21.8
3 二階堂 亜樹(女流モンド杯優勝) 24.5 ▲ 2.2 ▲ 2.9 3/8 19.4
4 和泉由希子(連盟会長推薦) ▲ 40.9 80.9 29.1 ▲ 27.1 ▲ 28.9 5/8 13.1
5 朝倉ゆかり(女流雀王) 7.0 5.8 ▲ 12.6 ▲ 9.4 4/8 ▲ 9.2
6 魚谷 侑未(モンド王座優勝) 12.5 0.8 4.4 14.2 ▲ 43.7 5/8 ▲ 11.8
7 高宮 まり(前年度優勝) ▲ 20.2 11.5 ▲ 11.9 6.9 4/8 ▲ 13.7
8 和久津 晶(連盟会長推薦) 37.5 ▲ 8.0 ▲ 23.7 ▲ 30.5 4/8 ▲ 24.7
9 宮内 こずえ(プロクイーン) ▲ 9.1 ▲ 47.1 23.2 ▲ 15.1 4/8 ▲ 48.1
10 大崎初音(ファン投票1位) ▲ 93.2 ▲ 4.6 24.2 3/8 ▲ 73.6

 
大平が大きくポイントを伸ばし、2位以下の選手は平たい差の下、プレーオフ進出を争うこととなった。直接対決も多く残り、まだまだ誰が敗退するかは分からない。
予選の後半戦、順位やポイントに合わせた各々の選手の戦い方に、注目していきたい。