麻雀日本シリーズ/麻雀日本シリーズ2017 第1節レポート 黒木 真生
2017年06月23日
麻雀日本シリーズ2017が開幕し、第1節を終えたところで首位に立ったのは2013最強位の沢崎誠。
開幕第2戦で、現・最強位の近藤千雄プロ(日本プロ麻雀協会)、2014最強位で、日本シリーズ2016準優勝の藤田晋さん(サイバーエージェント社長)との「最強位対決」を制し(もう1人は白鳥翔)、2戦目もトップと連勝スタートを切った。
まさに「マムシ」のおそろしさを初日からまざまざと見せつけるようなしぶとさであった。
2位は2015最強位の前田直哉。3位は現・最高位で連覇中の近藤誠一プロ(最高位戦)。
近藤プロは1回戦のみの出場となったが、トップを取り、勝又健志をラスにして、「麻雀プロ団体日本一決定戦」での借りをひとつ返した。
4位は雀王4期獲得の鈴木達也プロ(日本プロ麻雀協会)。5位は白鳥。6位は藤田さん。7位は昨年のファイナリスト萩原聖人さん。8位はまだ対局をしていないため、±0の、昨年の覇者・多井隆晴プロ(RMU)。
予選はまだまだこれから先が長いが、上位8名までがプレーオフに進出することができる。
第9位は十段位の藤崎智。10位は鳳凰位の前原雄大。11位は麻雀グランプリMAX優勝の佐々木寿人。第12位は将王の忍田幸夫プロ(麻将連合)。
今年から麻将連合も参加されることとなり、代表である忍田プロが将王として出場されたが、緒戦はラス。
今節は1戦しかなかったため、挽回のチャンスがなかったが、今後の巻き返しが期待される。
同様に、1試合ずつしか打てなかった、13位の勝又と14位の近藤千雄プロも、このままで終わることはないだろう。
次節以降の戦いぶりに注目したい。
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システム
■予選全21回戦(各自6回対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフ全4回戦(各自2回対局)ポイント持ち越し上位4名が決勝進出
■決勝全4回戦
予選成績
順位 | 名前 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 | 6回戦 | 半荘消化数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 沢崎誠(連盟会長推薦) | 34.7 | 22.4 | 2/6 | 57.1 | ||||
2 | 前田直哉(連盟会長推薦) | 30.4 | 12.6 | 2/6 | 43.0 | ||||
3 | 近藤誠一(最高位) | 33.5 | 1/6 | 33.5 | |||||
4 | 鈴木達也(連盟会長推薦) | 16.4 | ▲ 3.3 | 2/6 | 13.1 | ||||
5 | 白鳥翔(連盟会長推薦) | 12.0 | 1/6 | 12.0 | |||||
6 | 藤田晋(連盟会長推薦) | ▲ 2.9 | 14.0 | 2/6 | 11.1 | ||||
7 | 萩原聖人(連盟会長推薦) | 8.9 | ▲ 7.9 | 2/6 | 1.0 | ||||
8 | 多井隆晴(麻雀日本シリーズ2016優勝) | 0/6 | 0.0 | ||||||
9 | 藤崎 智(十段位) | ▲ 41.1 | 26.7 | 2/6 | ▲ 14.4 | ||||
10 | 前原雄大(鳳凰位) | ▲ 23.9 | 1/6 | ▲ 23.9 | |||||
11 | 佐々木寿人(麻雀グランプリMAX優勝) | ▲ 18.4 | ▲ 7.4 | 2/6 | ▲ 25.8 | ||||
12 | 忍田幸夫(将王) | ▲ 31.4 | 1/6 | ▲ 31.4 | |||||
13 | 勝又健志(連盟会長推薦) | ▲ 31.5 | 1/6 | ▲ 31.5 | |||||
14 | 近藤千雄(最強位) | ▲ 43.8 | 1/6 | ▲ 43.8 |
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