麻雀日本シリーズ2021第5節レポート
2021年11月08日
【16名全員が5節消化 白鳥が小さい3着で首位キープ】
10/30(土)13:00より、麻雀日本シリーズ2021 第5節が行われた。今タイトル戦の一番の魅力は今活躍している麻雀プロが団体の垣根を超えて集結し、日本一を決める所にある。
解説は前田直哉。
実況は日吉辰哉。
【16回戦 河野、藤崎、山田、矢島】
東3局4本場。河野が高めが2枚切れながらもリーチ。ラス牌をツモってメンタンピンツモイーペーコー、2,400・4,400のアガリを決めてトップ。
一方厳しい半荘だったのが藤崎。この局はメンゼンチンイツのテンパイまでが山田、矢島のアタリ牌(山田のアガリ優先)が手に残ってしまう。手牌と場況が噛み合わず箱下10,000点の4着となった。
16回戦結果
河野高志 +33.7P
矢島亨 +18.9P
山田浩之 +2.5P
藤崎智 ▲55.1P
【17回戦 近藤、瀬戸熊、木村、佐々木】
南2局に近藤がドラドラ七対子テンパイ。単騎のリーチに出る。トータルを考えると親番を落とせない瀬戸熊から出て8,000のアガリを決めてトップ。
南4局1本場は瀬戸熊、佐々木、木村の3軒リーチ。
結果は佐々木からが出て瀬戸熊のアガリ。直撃によって3着に浮上した。
17回戦結果
近藤誠一 +22.2P
木村和幸 +4.7P
瀬戸熊直樹 ▲6.9P
佐々木寿人 ▲20.0P
【18回戦 内川、山田、柴田、瀬戸熊】
南3局。柴田が連荘して持ち点は66,200点。6本場に瀬戸熊からリーチが入るが、自身もドラドラ1シャンテンでを切ると
瀬戸熊の高めのロン牌。裏ドラが2枚乗って跳満となり12,000は13,800を放銃。
オーラス親番の瀬戸熊は4,000オール、2,100オールとアガって柴田を逆転するが
オーラス2本場。今度は柴田が瀬戸熊からタンヤオドラドラ、3,900は4,500(+1,000)の直撃で再逆転トップとなった。
18回戦結果
柴田吉和 +36.8P
瀬戸熊直樹 +19.5P
山田浩之 ▲16.2P
内川幸太郎 ▲40.1P
【19回戦 白鳥、佐々木、沢崎、河野】
河野が他家の勝負手を悉くかわしてリードしていた東4局。
佐々木がマンズのホンイツでドラ2枚。待ち。
沢崎がを止めてまわりこんでのテンパイ、ツモリ三暗刻の待ちリーチ。
河野が現物切りで待ちのヤミテン。
すでにのヤミテンを入れていた白鳥がツモ切りリーチ。
結果は沢崎がのツモ。リーチ一発ツモ三暗刻で3,000・6,000(+1,000)のアガリ。
オーラス親番の河野がドラドラの2,200オール(+1,000)をアガって逆転。しかし3本場は沢崎がきっちり1,300・2,600は1,600・2,900をツモって再逆転トップを取った。
19回戦結果
沢崎誠 +28.2P
河野高志 +14.6P
白鳥翔 ▲9.2P
佐々木寿人 ▲33.6P
【20回戦 木村、藤崎、多井、勝又】
南2局2本場。勝負局と踏んだ多井はドラを先切り。勝又にチーされてしまうが、に仕上げてリーチで押し返す。
木村は暗刻の単騎テンパイを入れていた。すぐにを掴んでしまいフリテン中膨れ単騎に受けるが、嬉しいそのままツモで1,300・2,600は1,500・2,800(+2,000)のアガリ。
オーラスにも8,000(+1,000)の加点に成功し、20回戦は木村がトップ。
20回戦結果
木村和幸 +35.5P
藤崎智 +14.4P
多井隆晴 ▲5.8P
勝又健志 ▲44.1P
白鳥が首位、矢島が2位をキープ。3位から6位の沢崎、河野、柴田、木村もプラスを伸ばした。
麻雀日本シリーズ2021第6節は
2021/11/13(土) 14:00開始
次回は一次予選最終節。16名全員が登場する。24回戦終了時、上位12名が二次予選進出。
21回戦 白鳥、近藤、勝又、内川
22回戦 矢島、多井、醍醐、瀬戸熊
23回戦 沢崎、木村、山田、本田
24回戦 河野、柴田、藤崎、佐々木
(文:編集部)
カテゴリ:麻雀日本シリーズ レポート