第17期女流桜花Aリーグ第5節B卓レポート
2022年08月18日
着順よりも素点が重要と言われることが公式ルールでは良くあります。
第5節B卓に出場した4選手のこの日の着順は
鈴木彩夏(3着1着3着1着)
川原舞子(1着2着2着4着)
桜川姫子(4着3着1着3着)
杉浦まゆ(2着4着4着2着)
トップ2回でラス無しと着順だけ見ると一番プラスしていそうな鈴木は
3回戦での素点を大きく削られた3着でのマイナスが響き、本日▲5.3Pと浮きに届かず。
次いでトップ1回2着2回と着順の良かった川原は
1回戦に2度の大きなアガリで1人浮きのトップを取るも、最後のラスで浮きを削られ+11.4Pと勝ち切れず。
この2人を抑えて卓内トップに立ったのは着順だけだと3番手の桜川。
1節前に僅かながらもAリーグ初の浮きで終わり潮目を変えた桜川は
3回戦に掴んだ大きな波、四暗刻のツモアガリで一気に抜け出すと
その後も一気通貫の4,000オールや
ピンフ・タンヤオ・三色と手役ラッシュでダメ押しが決まって9万点越えの超特大のトップ。
他3戦のマイナスを一撃で打ち消し、素点の大切さを証明した。
トータルでも遂に最下位を脱出して15位に浮上した桜川は、残り2節で最低2つ良ければ3つ以上着順を上げるという目標が現実的に見えてきました。
<第5節B卓最終結果>
桜川+38.7P 川原+11.4P 鈴木▲5.3P 杉浦▲44.8P
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート