第17期女流桜花B・C1・C2リーグ第4節レポート
2022年08月29日
【第17期女流桜花B、C1、C2リーグ第4節】
◇Bリーグ(昇級:3名、降級:5名、4位は入れ替え戦2nd stage、5位6位は入れ替え戦1st stage)
第3節終了時、首位の早川林香でもトータルスコアは+56.9Pと大接戦のBリーグ。
上位2卓、下位2卓の組み合わせで行われた。
1卓:早川林香、稲岡ミカ、井上絵美子、大野彩乃(左上から時計回り、以下同じ)
初戦、早川がトップを取り、最終節に向けて盤石なポジションを築けるかと思われたが、その後は井上が3連勝。
本日+79.5Pの大勝利でトータル首位に躍り出た。
2卓:北條恵美、黒沢咲、中野妙子、蒼井ゆりか
3位スタート、4位スタートの北條、蒼井がどちらも+25P前後ポイントを伸ばし、昇級圏内に。
逆に黒沢、中野は勝負の節だったが、昇級から大きく後退となった。
3卓:高宮まり、天音まこと、和泉由希子、一瀬由梨、北野由実
高宮が3トップ、2着1回の+55.5P。トータルでも4位に浮上し、昇級が見えてきた。
一瀬、北野、和泉は降級ポジションに。特に▲100P超えの北野と和泉は、残留まで遠い位置で最終節を迎える。
4卓:武石絵里、楠原遊、西城凛、小笠原奈央、美波智子
武石が、トップ、2着、トップ、浮きの3着で+68.8P。トータルは5位になりAリーグ復帰が見えてきた。
その中で楠原が+16.2Pとプラスでまとめる。
降級圏から少し遠ざかることができ、価値あるプラスと言えるだろう。
◇C1リーグ(昇級:6名、降級:6名、1位は入れ替え戦2nd stage、2位は入れ替え戦1st stage)
ダントツの手塚紗掬、今節もプラスとし、2位以降を150P以上引き離す。優勝はほぼ確実だろう。
トータル2位につけたのは高橋慧。ここまで全4節プラスと着実にポイントを伸ばしてきた。
昇級ボーダーは6位ジェンの+38.7Pと低く、トータルがプラスの選手は大チャンス。現状マイナスでも大逆転昇級があるかもしれない。
◇C2リーグ(昇級:8名、1位は入れ替え戦1st stage)
2卓蒼木翔子、3卓内田みこは偶然にも同スコアの+59.9Pでのスタート。
隣の卓だったのでお互いに刺激になっていたようだ。
1枠の入れ替え戦を目指し、競うようにアガリを重ね、二人ともこの日だけで100Pオーバーの荒稼ぎ。
平岡理恵を入れた3名での入れ替え戦争いになりそうだ。(最終節、おそらく3人は別卓)
昇級争いは、6位太田寛子が+74.0Pと下とのポイント差があり、ここまではかなり昇級確率は高い。
残り2枠は、誰が飛び込んできてもおかしくないし、昇級ボーダーも跳ね上がると予想される。
7位川上玲は、少し余裕がある分、プレッシャーのかかる最終節になるかもしれない。
最終節は9/24(土)に開催を予定している。
観戦は出来ないので、Twitter速報を気にしていただけたら幸いだ。
(文:福光聖雄)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート