第17期女流桜花Aリーグ第6節C卓レポート
2022年10月04日
第6節C卓に出場した選手は
白銀紗希・内田美乃里・二階堂瑠美・菅原千瑛の4名。
序盤は瑠美と内田のマッチレースといった様相を見せ、
開局から4連続で瑠美がアガってリードを広げていくも
内田が東4局から流局を1局挟んで脅威の7連続アガリで逆転。
2回戦以降も2人の猛攻が続き、1回戦と2回戦でトップ2着を分け合った内田と瑠美でしたが
3回戦ヤミテンのホンイツと
ピンフ一気通貫で助走をつけた内田が
東3局の親番で超弩級のリーチ
これをツモアガってリーチ・ツモ・ダブ東・イーペーコー・ドラ2と、この日の卓内トップを決定づけるような6,000オールで瑠美との競り合いを制しました。
苦しかったのは白銀と菅原で、目立った放銃こそないものの、内田と瑠美のツモアガリに毎局持ち点を削られる展開。
そんな中、トータル首位でスタートした白銀は高打点ツモアガリブームに4回戦で滑り込み
跳満ツモと4,000オールで被害を抑えて首位を維持。
降級ゾーンに足を踏み入れた菅原は、このままでは終われないと南4局の親番で連荘を狙いましたが
リーチ宣言牌が内田の仕掛けに捕まり、それもタンヤオ・ドラ3と被害が拡大してしまいAリーグ残留に黄信号。
アガった内田はプラス100オーバーでトータル2位と一気に浮上しました。
<第6節C卓最終結果>
内田+103.0P 瑠美+4.5P 白銀▲20.9P 菅原▲86.6P
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート