第17期女流桜花Aリーグ第6節D卓レポート
2022年10月12日
第6節D卓に出場した選手は
山脇千文美・二階堂亜樹・桜川姫子・廣岡璃奈の4名。
決定戦進出ボーダーにいる山脇・亜樹と、残留ボーダーの桜川・廣岡という戦場が2つに分かれた構図での勝負となりました。
トータル3位からのスタートとなった山脇は1回戦こそ沈みの3着になるも、そこから一気に手数を増やし
2回戦では7回のアガリで大きなトップを奪取。
3、4回戦でもアガリこそが最大の防御と効果的にアガリ続け
タイミングよく来たドラ3の手もアガリに結びつけて卓内トップ。
亜樹との上位対決を制してトータル1位に浮上しました。
すぐ後ろに入れ替え戦と降級ゾーンが見えていた12位スタートの廣岡は
2軒リーチと手がぶつかった局で勝ち続けて1回戦でトップを取ると
2回戦以降も要所でアガリをものにして、山脇の猛攻を耐えて4戦オールプラスでトータル10位に浮上。
まだ安心は出来ませんが、Aリーグ残留が見えた大きな1節となりました。
6度目の決定戦進出のためにポイントを伸ばしたかった亜樹は、勝負所で競り負ける局面が多く、トータルは6位まで後退。
最後に一矢報いるも、終始厳しい1節になった桜川は直近2節のプラスを溶かしてしまい、14位と再び危険なゾーンに足を踏み入れました。
<第6節D卓最終結果>
山脇+58.2P 廣岡+35.9P 亜樹▲37.5P 桜川▲56.6P
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート