女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第17期女流桜花決定戦~初日~レポート

山脇が首位で2日目へ!

12月18日(日)、第17期女流桜花決定戦初日が放送された。
現女流桜花の魚谷侑未に挑戦するのは、リーグ戦を勝ち抜いた内田美乃里、山脇千文美、白銀紗希。

 

 

★1回戦

東1局から内田・白銀・山脇の3軒リーチに。
制したのは3軒目の山脇!内田からリーチ・ピンフ・ドラドラの11,600。

 

 

初戦トップはこのアガリを決めた山脇。現桜花の魚谷も、リーチに対しペンチャン待ちで押しきっての2,000・3,900など効果的なアガリを決め、2着に食い込む。

 

 

山脇+24.4P
魚谷+11.6P
白銀▲12.7P
内田▲23.3P

 

★2回戦

魚谷が中打点のアガリを重ね、安定感ある進行で南場へ。
勝負所は南2局。魚谷がドラ暗刻のペン七筒で先制リーチ!親の内田も六筒”>–<img decoding=待ちで追いかけ、連荘を狙うも…

 

 

ここは薄い七筒を掴み、8,000の放銃に。
オーラスは内田が三色ドラ1のリーチ。白銀・山脇もドラ単騎でテンパイを入れていたが、先に待ちを変えた山脇が放銃に。

 

 

白銀が浮きに回る結果となった。

魚谷+20.0P
白銀+5.3P
内田▲9.1P
山脇▲16.2P

 

★3回戦

東2局、ここまで苦しい内田が親番で七対子ドラドラの9,600。

 

 

ようやく感触の良いアガリをものにし、トップを狙いたいところであったが…南場では手数の多さで山脇がトップを逆転。
さらに南3局2本場で山脇のヤミテンが炸裂。

 

 

六筒暗カンの6,800。このアガリが決め手となり、3回戦は山脇が2回目のトップ。

山脇+29.1P
内田+11.5P
魚谷▲16.5P
白銀▲24.1P

 

★4回戦

白銀がリーチツモピンフドラの1,300・2,600、親番で高目のイーペーコーをツモっての2,000オールなど中打点の加点。

 

 

白銀1人浮きで迎えたオーラスは、内田・魚谷の2軒リーチに、ホンイツで仕掛けた山脇もテンパイで3者によるめくり合いに。
ここは魚谷がめくり合いを制し、浮きに回った。

 

 

白銀+19.3P
魚谷+4.5P
山脇▲4.4P
内田▲19.4P

初日終了時点のトータル成績は画像の通り。

 

 

トップ2回の山脇がトータル首位となった。
女流桜花決定戦2日目の放送は12月28日(水)14時〜。
解説は仲田加南・白鳥翔が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)