第17期女流桜花決定戦~初日~レポート
2022年12月21日
山脇が首位で2日目へ!
12月18日(日)、第17期女流桜花決定戦初日が放送された。
現女流桜花の魚谷侑未に挑戦するのは、リーグ戦を勝ち抜いた内田美乃里、山脇千文美、白銀紗希。
★1回戦
東1局から内田・白銀・山脇の3軒リーチに。
制したのは3軒目の山脇!内田からリーチ・ピンフ・ドラドラの11,600。
初戦トップはこのアガリを決めた山脇。現桜花の魚谷も、リーチに対しペンチャン待ちで押しきっての2,000・3,900など効果的なアガリを決め、2着に食い込む。
山脇+24.4P
魚谷+11.6P
白銀▲12.7P
内田▲23.3P
★2回戦
魚谷が中打点のアガリを重ね、安定感ある進行で南場へ。
勝負所は南2局。魚谷がドラ暗刻のペンで先制リーチ!親の内田も待ちで追いかけ、連荘を狙うも…
ここは薄いを掴み、8,000の放銃に。
オーラスは内田が三色ドラ1のリーチ。白銀・山脇もドラ単騎でテンパイを入れていたが、先に待ちを変えた山脇が放銃に。
白銀が浮きに回る結果となった。
魚谷+20.0P
白銀+5.3P
内田▲9.1P
山脇▲16.2P
★3回戦
東2局、ここまで苦しい内田が親番で七対子ドラドラの9,600。
ようやく感触の良いアガリをものにし、トップを狙いたいところであったが…南場では手数の多さで山脇がトップを逆転。
さらに南3局2本場で山脇のヤミテンが炸裂。
暗カンの6,800。このアガリが決め手となり、3回戦は山脇が2回目のトップ。
山脇+29.1P
内田+11.5P
魚谷▲16.5P
白銀▲24.1P
★4回戦
白銀がリーチツモピンフドラの1,300・2,600、親番で高目のイーペーコーをツモっての2,000オールなど中打点の加点。
白銀1人浮きで迎えたオーラスは、内田・魚谷の2軒リーチに、ホンイツで仕掛けた山脇もテンパイで3者によるめくり合いに。
ここは魚谷がめくり合いを制し、浮きに回った。
白銀+19.3P
魚谷+4.5P
山脇▲4.4P
内田▲19.4P
初日終了時点のトータル成績は画像の通り。
トップ2回の山脇がトータル首位となった。
女流桜花決定戦2日目の放送は12月28日(水)14時〜。
解説は仲田加南・白鳥翔が務めます。
次回も是非お楽しみに!
(文・浜野太陽)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート