女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花Aリーグ第1節C卓レポート

6年ぶりの女流桜花Aリーグということもあり堅い表情で登場した高宮まり。

 

その第1節の対戦相手は

内田美乃里/Aリーグ出場14期目
通算+652.8P/平均+50.2P
決定戦出場4回

 

二階堂亜樹/Aリーグ出場17期目
通算+736.4P/平均+52.6P
決定戦出場5回
女流桜花獲得2回

 

仲田加南/Aリーグ出場17期目
通算+767.6P/平均+64.0P
決定戦出場8回
女流桜花獲得4回

と、いずれも女流桜花Aリーグで抜群の安定感を誇り一度も降級していない実力者が揃いました。

 

 

1回戦4着スタートだった高宮は、戦う環境に合わせて変化を試み、普段より早い巡目から形式テンパイを取りにいくも

 

 

これが内田のタンヤオ三色ドラのヤミテンに捕まり満貫の放銃。
この本人曰く「斬新な放銃」で目が覚めたか、そこからは本来のスタイルである攻撃的な麻雀で巻き返しを計り

 

 

これが上手くハマって2回戦はトップを奪取。
1回戦での失点をだいぶ返済すると

 

 

4回戦では仕掛けたチンイツが決まり4,000オールのアガリでトータルポイントがプラスに転じ、

 

 

最後のインタビューでは「来節以降はもう少し落ち着いて打てると思う」と、安堵の表情を浮かべました。

 

 

<第1節C卓結果>
内田+17.9P高宮+1.7P 仲田▲4.4P 亜樹▲15.2P

(文:越野智紀)