女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花Aリーグ第5節A卓レポート

第5節A卓は、二階堂亜樹・山脇千文美・二階堂瑠美・古谷知美・斉藤理絵の5人打ち。

 

 

 

菅原が1人抜けた状況だが、2・3番手争いは熾烈を極め、亜樹・山脇は上位陣に留まれるか。
下位にいる斉藤は瑠美・古谷との残留ラインを跨いだ争い。
この2つの戦いに注目が集まった。

 

 

1回戦の東1局から瑠美に高めツモ倍満の大物手が入るも、自身が残留するためにはそれをアガらせるわけにはいかない斉藤が、瑠美の高めの四万をツモって緊急回避で事なきを得る。
最初のチャンスを掴めなかった瑠美は1回戦でラスを引くも

 

 

続く2回戦では東場の親番の連荘で加点していき

 

 

終盤にダメ押しも決まり、1回戦ラスの失点を大きく上回る加点に成功。

 

 

瑠美が抜け番の3回戦では古谷がゲームを支配し、斉藤を突き放して下位争いから脱出。

 

 

最終戦は瑠美がトップを取り、亜樹・瑠美・古谷が開始時より順位を上げ、斉藤は1人重荷を背負って苦しい1日を終えた。

 

 

<第5節A卓結果>
瑠美+29.9P 古谷+14.4P 亜樹;7.1P 山脇▲0.7P 斉藤▲50.7P

(文:越野智紀)