女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第9期女流桜花第4節レポート 朝霧 千裕
2014年08月06日
女流桜花第9期。
女流桜花のタイトルができてから9年目ということだ。
そして、第3期の時にAリーグに昇級して以来、1年産休でお休みしたので私にとっては今年で5回目のAリーグである。
産休を明けてから女流リーグのみ出場していくことを決断すると共に、Aリーグを降級したら引退を考えるということを自分の中でのけじめとした。もちろん現在もその気持ちは変わらない。しかし、3節終了した時点でのトータル▲79.4Pと厳しい位置にいるにも関わらず、今節でも自分の未熟さ上に▲33.8Pと沈んでしまい、ますます降級の可能性を大きくしてしまった。
対戦相手は、黒沢咲プロ、古谷知美プロ、中山千鶴プロ。
私は決してついているとは言えなかったが、自分のミスでのマイナスを重ねてしまい反省するところはたくさんあるのですが、私の敗因を綴っても面白くもないので少し客観的に見ることにします。
1回戦 東4局
ドラ
親番中7巡目にを引いてのテンパイ。三色を期待していた1シャンテンだったがつもったのはあまりうれしくない。親で一番乗りのテンパイだとは思ったが、ピンフのみで手替わりもあるのでヤミテンにうける。
巡目が進むもそんなに悪くないと思っていたが一向にアガれない。
そうこうするうちに11巡目。
本日、3回のリーチを空振っていた黒沢にこのテンパイ。
ノータイムでヤミテンにうける。ヤミテンでも7.700点の十分なテンパイである。
15巡目に私がをつかみ、嫌な感じがして一瞬打つかどうか迷ったが放銃。
正直、この時点でドラのが2枚見えていたこともあり、ここまで高いと思わなかった。
そして、同時に今日は厳しい戦いになるだろうと感じた。
次局、古谷と黒沢に手が入る。
南1局
チー ドラ
古谷が9巡目にをチーしてドラ3のテンパイを入れるも、黒沢が13巡目にをポンしホンイツチャンタのテンパイを入れる。
ポン
中山からを打ち取り、この半荘を黒沢がトップで終える。
3回戦 東4局
今まで手は入っていたものの、あと一歩アガリに結びついていなかった親の古谷が、ドラをつもり6,000オールと一人飛び抜けた。
ツモ ドラ
しかし、南2局
ドラ
親の黒沢がヤミテンで古谷から5をロン。12,000点。
1回戦、2回戦とトップで流れをつかんだ黒沢が3回戦もトップで独走する。
4回戦 東1局
ドラ
これまで不調が続いていた中山が終盤にドラのをつもり、6,000オールを制した。
その後も、中山にホンイツの手が入り、私が切り順のミスから8,000点を放銃。
南1局1本場
ドラ
4回戦は中山の1人浮きとなり、3回戦までのマイナスを取り戻した。
今回は自分のミスでのマイナスとなり、とても反省の多い結果で目標の残留もかなり厳しいものとなってしまった。
残り2節。なんとか残留したい。そして、来期またこのAリーグで戦いたい。
最後まで絶対にあきらめずにがんばります!
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