第10期女流桜花第3節レポート 黒沢 咲
2015年07月17日
ここ数年、リーグ戦も女流桜花も苦しい状況が続いている。
今期も両方大きくマイナスを叩き、降級の危機にさらされながら後半戦を戦うことになる。
そんな中行われた女流桜花第3節。対戦相手は、仲田、南里、斉藤の3名。
なんとか踏みとどまりたいところではあるが、どうなることだろう。
1回戦、東1局、南家、ドラ
私の手は、配牌からかなり整っていた。
3巡目には、
ツモ
ドラをツモってマンズをからはずす。ここに1枚切っているを持ってきて、ツモ切らずに打。
このあたりが私の柔軟性のないところだと思った。
をツモ切っていると、自然とマンズが567になり、ドラを切ってリーチ、すぐにをツモアガっている。
この局は仲田プロからリーチが入って終盤までもつれるも、私がこの手でアガリ切る。
ロン
アガれたものの、失敗したのに偶然拾えたアガリという感じがして、少しモヤモヤしていた。
スッキリしない気持ちが的中、東2局の親番は、斉藤から6巡目に先制リーチがはいり、
ツモ
これで2,000・3,900の親かぶり。さらに東3局には先程私に満貫を放銃した仲田が、
ツモ
この6,000オール!!
あっという間に原点を下回る。
南場に入り原点復帰するも、南3局1本場に仲田に4,000オール。
ポン ポン ツモ ドラ
南4局には斉藤に3,900オール。
ポン ツモ ドラ
そして南4局1本場には、ラス目の南里さんが、3,000・6,000。
ツモ ドラ
この台風に巻き込まれて終わってみればラス。
この日も厳しいスタートとなってしまった。
2回戦はかなりフラフラになりながらも、オーラスのアガりでギリギリ浮いて終了。
3回戦も、オーラスのアガりでギリギリ浮いて終了。
ここまで内容はさておき、なんとかポイント的には耐えてきた感じだった。
現状▲11.7P。最終戦で浮くことができれば、プラスで終わることもできそうだ。
しかし最終戦、オーラスで南里プロが大爆発、終わってみれば沈み3着で、合計▲28.7P。
トータルのマイナスが90を超え、厳しい状況に拍車がかかった。
しかし残りまだ残り3節ある。諦めず、今期は残留を目指してしっかり打ち切りたいと思う。
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート