第10期女流桜花第4節レポート 宮内 こずえ
2015年08月26日
皆様こんにちは(*´▽`*)
現在第10期女流桜花首位の宮内こずえです♪(≧▽≦)てへっ。
今回は私が自戦記を担当させて頂きます。
対戦相手は清水、室伏、仲田。乱打戦が予想されるメンバーです。
第4節を迎えた時点での私の成績はプラス104.8ポイントで4位。
第1節と第2節が好調で150ポイントを超えていた私としては、第3節のマイナス50ポイントで4位に落ちてしまった事がかなりのプレッシャーになっていました。
乱打戦になった時に、また50ポイント越えのマイナスをしてしまうとプレーオフも厳しくなります。
今回は丁寧に打ちたい。ですがプレーオフにむけてポイントも加算したい。
そんな気持ちで迎えた第1戦。
東場は以外にも流局が多く、運よくテンパイがとれたり安手でさばけたりで39,100点持ちのトップ目で南場へ突入しました。
ですが、調子が良いというよりは展開に恵まれただけでなんとか凌いでいる状態。
そんな中、仲田から少し考えてのリーチ。
手変わりを諦めたか愚形か?どちらも違うにせよ何か理由はあります。
私の手牌にドラは1枚あったものの形が十分ではなかったので現物を切って様子見。
数巡後、仲田からツモの声が、
ツモ
ドラ
高め倍満のツモアガリ。
きたーーーーっ!!これが仲田の麻雀。
普通の顔をしてあっさりと倍満をアガリます。
次局、運よくドラドラの手が入りリーチをかけて満貫をツモりトップ目へ返り咲き。
そして迎えた親番でアガれば5,800点のテンパイを入れるも清水、仲田に押さえられ流局。
次局の配牌が
ドラ
ソウズのホンイツとドラ引きも視野にいれ打。
3巡目にを引き入れホンイツよりに手を進める為打
。
ですが、次巡を引き一旦普通の手とホンイツの両天秤にかけたのですが、七巡目
ここからを切ります。ここで解説からも視聴者からも驚きの声が。
手なりの宮内が!!いえいえ手なりばかりじゃありません。私だって手役狙うんです。
今回ここからホンイツに向かった理由は2つ。
が既に1枚切られているのですが清水が国士模様。
はもう鳴けない事を想定。
を切っていくとしても既に
が3枚場に見えており最終形が
を引き入れての
のシャンポンが濃厚。
シャンポンとはいえが3枚見えてるだけにそこまで悪くはないですが、打点的にも形的にも魅力は感じません。
を切れば
が鳴けても5,800点スタートのテンパイが目指せる上鳴けなくても面混七対子が目指せます。
という事でを切ったのですが、ここからのツモがすごい。
を引き入れ
こうなったところで仲田からリーチ。
完全に無視をしてゼンツッパ!と、思っていたら、すぐにを引き
を切って
単騎でテンパイしましたが、12巡目仲田が
リーチ
このカンをツモりあげ決着。
ついているようなついていないような感覚のままでしたが1回戦目トップ、2回戦目は香織さんに倍満をツモられオーラスに一度捲られましたが結局トップがとれ、3回戦目2着、4回戦目は3着で終わってみるとプラス39.2Pで首位に返り咲く事ができました。
全体的に勝負手らしきものも余り入らず展開だけで勝ったようなものですが、この第4節でプラスできた事は私にとっては大きいと思います。
現状100ポイント越えが4人もいるのでここからの戦いも厳しくなる事が予想されますが決定戦目指してがんばります!
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート