第10期女流桜花第5節レポート 南里 晴美
2015年08月28日
女流桜花第5節対戦者は清水、安田、古谷、南里。
東2局、親の古谷の仕掛けから場が動いた。
ドラがでチャンタ系の仕掛けなのでこちらは硬直状態だが、上家の清水は牌を絞らない。
結果3フーロをはたした古谷が、ペンをツモりあげる。
途中が暗刻になり待ち選択の場面もあるが、 は2枚切れなので古谷は自然にペンを選択できた。
清水のスタイルは攻撃型で、相手の手配構成どの形から仕掛けているのかわからないかぎり、上家であろうとギリギリまでかわしに行くのがスタイル。
その姿勢が清水の手牌の勢いを落とすことなく、浮きの2着でまとめている。
東4局、ドラがで古谷のリーチに、親の私はでおいかける。
ドラのを持ってきたらアウトだなと感じながらも、ここは勝負をぶつけていかなければという気持ちがある。
結果、古谷のツモアガリ。手牌もまとまり加点をかさねる古谷が初戦トップをかざる。
2戦目は、安田が234の三色を安目でアガった後も、一通ドラドラをつもりトップにおどりでる。
その後ちょっと違和感があったのは、古谷のがアガれない。幸い一通と三色両天秤をかけた清水からがでる。
オーラスは清水の連荘が怖かったので多少強引な仕掛けをいれたところアガリにつながり私のトップとなる。
3戦目は後から連盟チャンネルをみて思ったけど、古谷のはスゴいな!!と。
自分だったら絶対なっていない形、
この手からテンパイに仕上げ、安田のテンパイ打牌のをとらえる。三色をみているからか??
3回戦目は、清水から567の三色をきめた安田がトップを守りきる。
4回戦目、南3局
ドラ
序盤にが3枚きれ、上家のをチーしたりする手もあるが、私はマンズを落とす。
場況との兼ね合いもあるが、ここから、を持ってきてドラドラを使いきってのテンパイなのでカンでリーチを打つ。
終盤でをツモれたのはついていたのだろう。
4戦終わって、結局みなプラスマイナス10ポイント圏内におさまり4人それぞれが課題を最終戦につないだ。
残り1節悔いのない闘いをしたいと思います。
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート