女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第15期女流桜花第4節C2リーグレポート

斎藤麻衣子が+47.1Pの卓内トップでトータル首位へ。

女流桜花C2リーグは全5節で上位5名がC1リーグへ昇級。
1位はAリーグ入れ替え戦の1回戦へ出場する権利が得られます。

女流桜花C2リーグ最終節の見どころは各卓の2番手争いです。
まず卓組を想定します。
今期は5人打ち3卓で行われていて、

1卓<1位・6位・7位・12位・13位>
2卓<2位・5位・8位・11位・14位>
3卓<3位・4位・9位・10位・15位>

開始前の順位で卓組が決められていました。
最終節の結果で各卓1位の3人と2位の3人のうちポイント上位2人とを合わせた5人が昇級することにほぼなりそうです。

【最終節卓組(※想定)】
1卓<斎藤+131.1P・くさの+24.7P・井野+18.7P・襟川▲81.1P・小平▲96.8P>
2卓<杉浦+120.0P・岡田+50.5P・蒼木+17.0P・町田▲75.5P・高橋▲133.5P>
3卓<小笠原+108.4P・後藤+103.0P・桜木+2.5P・太田▲70.4P・美咲▲182.6P>

卓内1位か、ポイントを多く持った卓内2位を目指す戦いになります。
ポイントが離れている下位の選手は卓内2位を狙うことが現実的な選択になりそうなので、1卓斎藤のように大きくリードをしているとマークから外れやすく有利です。
3卓の小笠原と後藤は2人でポイントを伸ばせれば協力関係になりますが、お互いのポイントが減った瞬間から敵対する複雑な関係。
2卓岡田はどれぐらいポイントを伸ばせば良いか判断が難しいので、まずは卓内1位を目指すかと思われます。

…と、こういった感じにポイントから最終節での各選手の狙いを想像して見ると楽しいです。

 

 

C2リーグ第4節で一番ポイントを稼いだのが+47.9Pの井野。
順位を7位まで上げて最終節に昇級の望みを繋いでいます。

(文:越野智紀)