第15期女流桜花B・C1・C2リーグ最終節レポート
2020年11月30日
第15期女流桜花Bリーグ最終節最終戦。
Aリーグへの3つの昇級枠が各卓に1つずつ配られました。
1卓を制したのは和久津晶で+139.0Pの2位昇級。
今期は安定した成績で常に上位を維持して、11期以来となるAリーグに復帰です。
2卓は和泉由希子が+102.1Pで3位昇級。
最終戦のラスで4位と肉薄しヒヤリとするも、前節の4連勝が効いて1期でのAリーグ返り咲きになりました。
3卓は早川林香が+140.0Pで見事1位昇級。
12期のCリーグを5位でBリーグへ昇級し、そこから3年で初めてのAリーグ昇級。
順調に女流桜花の頂点へ昇ってきていて、来期ものAリーグでも楽しみな存在です。
昨年の降級で今期はBリーグでの戦いになった斉藤理絵は+96.6Pと確定昇級にわずか届かず4位。
入れ替え戦2日目に進み、そこからAリーグ昇級を狙うことになりました。
北条恵美は全節プラスする安定感を見せるも+71.8Pの5位、決定戦出場の経験を持つ中野妙子は最終節で早川に競り負け6位。
2人は入れ替え戦1日目に進み、まずはそこで卓内1位になり2日目進出を目指します。
C1リーグは桜川姫子が+139.7Pで1位。
Bリーグ昇級とAリーグ入れ替え戦2日目の出場を決めました。
昨年のプロクイーン決勝にも出場した西城凛は+123.8Pの2位でBリーグ昇級。
Aリーグ入れ替え戦は1日目からの出場になります。
3位の室伏理麻・4位の伊達朱里紗・5位の大野彩乃・6位の水越京子までがBリーグへ昇級です。
C2リーグは杉浦まゆが+145.2Pで1位でC1リーグへ昇級。
さらにAリーグ入れ替え戦1日目に進出となり、C2リーグから一気にAリーグまで駆け上がるチャンスも得ました。
2位の斎藤麻衣子・3位の小笠原奈央・4位の後藤咲・5位の桜木里咲までがC1リーグへ昇級になります。
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート