第15期女流桜花Aリーグ プレーオフB卓レポート
2020年12月02日
ポイント上位の亜樹と仲田が序盤に手がぶつかり、そこを制した仲田が圧巻の3連勝。
早い段階でリスクを取っての勝負に敗れた亜樹は、気持ちを切り替えて慎重に局を進めていき、1試合残して仲田・亜樹が通過をほぼ決めました。
最終戦は3番目の席に座る卓外の白銀を川原と吾妻が追う展開。
吾妻との2軒リーチを制した川原が白銀もかわして3番目の席に滑り込みました。
1位通過は5年連続7度目の決定戦になる仲田加南。
久々のリーグ戦に序盤は噛み合わずも、終わってみたら全員薙ぎ倒してました。
過去6度の出場で優勝4回は歴代1位。
今期は後続に影も踏ませぬ5回目の女流桜花を目指します。
2位通過は5年ぶり5度目の決定戦になる二階堂亜樹。
第4期の決定戦で仲田に敗れてから女流桜花の主役を長らく譲っていましたが、久々の決定戦での直接対決で取り返すチャンスが来ました。
3位通過は第1節2回戦目で見せた最速の10万点超えが活きた川原舞子。
Aリーグ1年目で見事決定戦進出です。
迎え撃つはプレーオフB卓の解説に来ていた現女流桜花の古谷知美。
決定戦1日目は12月11日(金)14時スタートになります。
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート