女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第16期女流桜花Aリーグ第6節B卓レポート

第6節B卓に出場した選手は

 

 

内田美乃里(6位)・二階堂瑠美(7位)・杉浦まゆ(14位)・古谷知美(15位)の4名。

 

 

1回戦東1局
古谷のダブルリーチを受けた内田は仕掛けて対抗し、ドラのダブ東をツモアガっていきなりの6,000オール。
その内田に続いたのは瑠美。
杉浦の仕掛けに2局連続でドラを押してリーチを掛け、徐々に加点していくと

 

 

2本場の親で3巡目リーチが入り、リーチツモ三色の3,900は4,100オールのアガリ。
これで内田をかわすと

 

 

南3局の親で3枚切れのカン五索のリーチを掛け、再び三色のツモアガリがトドメの一撃。

 

 

オーラスは内田が満貫をツモって大きめの2着となり1回戦が終了します。
今節を少しでもプラスで終えれば降級ゾーンが見えなくなり、プレーオフもほぼ確実と言えるポイント状況の瑠美と内田。
その2人が好スタートを切って上位陣と下位陣が大きく離れた1回戦になりましたが、そこから全員が順番にトップを取ってポイントは平らになり

 

 

残留を目指す杉浦・古谷の2人は2回戦以降で盛り返してマイナスを最小限に抑え、残留ボーダーまで杉浦が12.2P・古谷が50.2Pとして勝負の最終第7節へと向かいます。

卓内トップとなった内田は2節目以降で全てプラスしてトータル4位に浮上。
唯一のマイナスとなった第1節は仲田に九蓮宝燈を放銃したのが原因なので、そのリベンジをするチャンスが見えてきました。

<第6節B卓最終結果>
内田+20.5P 瑠美+2.4P 杉浦▲7.5P 古谷▲15.4P

(文:越野智紀)